皆さんは「自己啓発本」を一度はよんだことあるでしょうか?「自己啓発」という言葉自体聞いてて良いイメ-ジを持たれる方は少ないでしょう。それはどうしてもその言葉からテレビなどマスコミで騒がれている「洗脳」や「悪徳商法」などの「恐怖」を連想させてしまうからです。
しかし本当のところ「自己啓発本」は面白い本ばかりなんですよ!
記事の目次
自己啓発本を読むのは、どういう人たちなのか?
引用:https://www.pakutaso.com
実際「皆さん自己啓発本を読みましょう!」といくら笑顔で言われたとしても、エッセイ本や小説のように興味がなければピンとこないので簡単には読むことはないでしょう。
しかし書店などでは「自己啓発本」のコ-ナ-で立ち読みされている方や、特定のブ-スで「自己啓発本」として特集を組まれ、紹介されているのをよく見かけたりします。
インタ-ネット上でも「自己啓発本」は、よく売れていたりします。
ではなぜ人は「自己啓発本」に興味をもち、読んだりするのでしょうか?
まず自己啓発本を読む人の多くは、実はごくごく普通の社会人の方なんです。
いままで「自己啓発本」をよく読むという人のイメ-ジが、世間的にはあまりよくはありませんでした。どうしてもネガティブな思考の方や理屈の多い方が、好んで読んでいた時代もあったからでしょうか。
しかしいまや世間一般多くの人、特にサラリ-マンやOLなどの社会人の方が、常に自分の行動や思考に悩みや不安を抱えながら働いている現状があります。
楽観的な思考が普段できる方であれば、これらの悩みや不安はご自身のエネルギ-ではねのけることが出来るのですが、真面目な性格の方や自分の環境をおおきく変えたいと思った方などの場合であれば、そうはいきません。
それこそ目の前にある大きな壁を壊して前に進めるくらいのエネルギ-が、必要となってくる訳です。
「今の環境があっていないのではないか?」とか「なぜ職場の上司もしくは部下と意見があわないのか?」とか「もっといい職場で仕事をしたい」など内容は様々なんですが、どこかでそういった思いを持ちながら日々生活をしているわけです。
そしてそれらの悩みや不安を書かけた人がとる行動のひとつとして、例えば最近ではスマホやパソコンなどで検索し、同じ悩みや不安を共有したりして解決の方法を求めていきます。
そのなかで選択し行き着く先の一つに「自己啓発本」を読むことになるのです。
つまりは自分で悩みや不安を解決していく為に大きなエネルギ-を必要としている人が、よく「自己啓発本」を読んでいることになります。
自己啓発本をよく読む人には陥りやすい重大な落とし穴があった!
引用:https://www.pakutaso.com
「自己啓発本」を読むことは、気持ちを高め大きなエネルギ-となって、自分の悩みや不安に対して前向きに取り組めるようになることは、なんとなくイメ-ジ出来たかと思います。
では「自己啓発本」をたくさん読んでみると、自分をどんどん変えていけるかというとそうともいかないものなんです。
実は読む人によっては陥りやすい重大な落とし穴がそこにはあったのです。気をつけないと「自己啓発本」を読む意味がまったくないくらい重大なことです。
それは…
「自己啓発本」にハマり過ぎると、次から次へとたくさん読んでしまう傾向があるのです。
「自己啓発本」を読むこと自身は全然悪いことではありません。むしろ「自己啓発本」を読むことで自身の悩みが解決したり、新たな気づきを発見出来たりというメリットがたくさんあるわけですから。
しかしながら「自己啓発本」には「気持ちを高揚させる=麻薬」のような効果がある為、人によっては面白いように次々と「自己啓発本」を手に入れようとします。これは「自己啓発」に対して深入りしすぎる方がその傾向にはあるようです。
いわゆる「自己啓発本コレクタ-」といったところでしょうか。
こうなってしまうと本来の目的である「自己啓発」が段々と薄れていき、収集することで満足してしまうようになります。ひどいときには、買うだけで読まなくなってしまうことにさえなってしまいます。
実は「自己啓発本」を一度にたくさん読んだところで、どの書籍も最終的に気持ちを高揚させる意味では同じなんです。
確かに書いてある内容こそ違いますが、結局のところで「自己啓発本」は自分自身の気持ちを目的に向かって前に進めさせることを書いている本ですから、一度にたくさん読むことにあまり意味はありません。
気持ちばかり何度も高揚したところで、永久に自分の悩みや不安は解決しません。解決させていくのには、結局そこから自分で行動していかなければなりません。
この点を理解したうえで、「自己啓発本」を読むようにしなければなりません。
では、そうならない為にも具体的にどうすれば良いのでしょうか?
陥りやすい重大な落とし穴から回避するたった3つの方法とは!
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「自己啓発本」を読む上で、まず1冊「これ」というものを決めることから始めましょう。
それにはまずインタ-ネット上にある無数の「自己啓発関連の本」から、自分が必要とする又は目的の「自己啓発本」のレビュ-ブログを読んでみたり、Amazonなどで「自己啓発本」を読まれた方のレビュ-なんかを読んで参考にしたりして、自分なりに気になったものをえらんでみましょう。
特にAmazonなどのレビュ-では、本の内容に対して結構厳しく書かれていたりして、評価としてはかなり参考になったりします。
又、要約した内容もレビュ-で書かれていたりするので、そのポイントとなる部分だけ読んでいけば極端な話「本」を買わなくてもその本の内容が理解出来たりもします。
そうすることで、無駄に次から次へとたくさん購入することなく「本当に必要な1冊」を選ぶことができ、又じっくり時間をかけて内容を読むこともできるようになります。
本が決まると実際に読み進めていくわけですが、ここにも大切なポイントがあります。
「まえがき」といわれるものがあった場合は、必ず先に読んでおくようにすること。
早く本編を読みたいという気持ちはわかるのですが、この「まえがき」をきっちり先に読んでおかないと、そこには本の著者が言いたいことや主旨、その本の読み方なるものが書かれています。
この「まえがき」を飛ばしてしまいますと必ず「自己啓発」の効果は薄れてしまいます。
取説を読まないで電化製品を使うと、使えるようで実は使えていなかったりするみたいに、本の一番重要な部分を理解しないで、実は読んだ気になっている場合があります。そのくらい「まえがき」を読んでおくことは重要ですから、気をつけてください。
最後に「自己啓発本」を読み終えた時にも大切なポイントがあります。
それは、読み終えた充実感を大切にし何かしらの「行動」をすることを心掛けて下さい。
本を読み終えたという充実感だけで終わってしまいますと、必ずまたすぐに他の「自己啓発本」が欲しくなってしまいます。
それでは本物の「自己啓発本コレクタ-」になってしまいます。
本を読み終えた充実感に浸っているだけでは、「自己啓発」にはなりません。「行動」してはじめて「自己啓発」に繋がっていくのです。
また「行動」する時には、必ず「目標」をもって「行動」するようにして下さい。この「目標」がないと人間は「行動」持続出来ません。ただしここで言う「目標」というのは特に難しく考える必要はありません。
「行動」を持続させる為となるものですから、言い換えると「セルフイメ-ジ」を持つということでしょうか。
たとえば自分が「誰もが憧れるパティシエになりたい」という「セルフイメ-ジ」を持ったとしたら「海外で修業する」だとか「専門学校」に通うなどの持続できる「行動」を起こせるようになるなどです。
「自己啓発本」をよく読む人というには、性格的にも何冊も続けて読みたくなってしまいがちですが、自分の悩みや不安を解決させたり、気持ちを前に進めさせたりする意味では同じ結果しか得られないので、必ず「これ」という一冊くらいに絞って「まえがき」からじっくりと内容を読み、「行動」を起こすことで、意味のある「結果」を生み出せるようになるでしょう。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。