将来に不安しかない…仕事・お金・結婚の悩みで眠れない時はこれ!

将来に何の不安もない人というのは、まずいないでしょう。それだけ社会情勢や、経済状況には暗雲が立ち込めているのが今の時代なのです。東京オリンピックに向かって景気が上向きだといってもそれは一部の人だけが感じているもの。多くのサラリーマンにとって不安は軽くなるどころか、増えていく一方です。

記事の目次

将来の不安【仕事編】

将来、自分は果たして同じ会社で働いているのだろうか、それともリストラされてしまうだろうか。そんな風に考えながら働いている人は少なくありません。今は売り手市場といわれていますが、転職するたびに給料などの待遇が悪くなっていくことは何を意味しているのでしょうか。


将来リストラされる不安


リストラとは「リストラクチャリング」=「再構築」という意味なのです。日本では「リストラ=クビ」として使うことが多いですね。実際の意味はずばり「企業体質を再構築」するということなのですが、その中に従業員解雇などの「人員整理」があるためリストラされるというのがクビになるという解釈となっているのです。

さて自分が将来リストラされる不安を持っているということは、「仕事の内容」にも「人間関係」においても「自信がない」ことが問題だといえるでしょう。仕事と人間関係が不安だということなら、これからの自分の在り方、生き方を変えていかなければどの会社で勤めても同じ不安に苛まされることになります。

大事なことは自分が何に向いているか、どんな事なら自信を持って取り組めるのかを根底から考え直さなくてはなりません。

これは一例ですが、仕事と人間関係でうまくいかないというサラリーマンが、コツコツ貯金をしてカフェをオープンさせたというケースがありました。コミュニケーションが苦手な彼が店をやっていけるのか、まわりは心配しましたが意外にもカフェはうまくいき会社で勤めていた時以上の収入を得ているのです。将来が不安なままでいた自分を突破できたのは好きな事、やりたい事が明確になったからでしょう。


会社の将来が不安


会社の将来性が不安だというのは30代40代の転職理由の上位を占める問題です。今や大企業でもいつ倒産してもおかしくないという時代の過渡期です。中小企業や零細企業なら、尚のこと将来性に不安を感じる会社は多いのではないでしょうか。

数字を知っている経理担当者が転職していくような会社なら、すぐにでも転職活動を始めた方がいいです。転職というのも面倒に思う人は多いですが沈みゆく船にしがみついていても何もいいことはありません。後で「あの時転職してよかった」と思うでしょう。


フリーランスの不安


フリーランスが感じている脅威はクラウドソーシングです。それは報酬が安いことと誰でも簡単に業界に参入するようになれたからです。これまでフリーランスが独占していたクライアントが一斉に価格の安いクラウドソーシングを利用し始めたのは、フリーランスの請け負う仕事も安くなり、また仕事が減ることを意味しています。あなたがフリーランスなら、早くに収入口を増やしていく必要があります。

将来の仕事に不安があるという人にとって、その不安を取り除くには収入を増やし、貯金をしていくことしか方法はありません。ですがそれができていないのは、あなたの心の中で「そんなことはできない」という思い込みがあるせいなのです。そこでおすすめしたいのが寝る前の瞑想です。

目をつむり大きく息を吐きだしましょう。一旦、自分から離れることができる瞑想はあなたを不安から一時的に開放してくれて、これを繰り返すうちに何が本当の不安なのか、不安を解消するにはどうすればいいのかを導き出してくれます。

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将来の不安【お金編】

将来の不安でもとくに「お金」が不安だという人は正しいです。日本経済は今後100年間低迷するともいわれているからです。そこでリーマンショックの後、アメリカで生まれた言葉「セブンポケット」というのが、これからのお金の不安を解消してくれるというのです。


セブンポケット


文字通り7つのポケットは「収入源」のことです。7つの収入源を持っていれば人はどうにか金銭面で安心を手に入れることができるのだとか。ひとつの仕事だけでも大変なのにと思われるかもしれません。ですが、「貧困老人」になりたくなければ収入源を増やすという考え方は理にかなっているかもしれません。

なぜなら企業も同じ方法で収益の安定化を図っているからなのです。いわゆる「多角経営」というものです。単一経営の場合、何かの影響で事業収入が減った時に大打撃を食らってしまいますが、多角経営していることでそれぞれの事業が支えあうというものです。

企業の場合は多角経営によるデメリットもあります。それはそれぞれ専門の技術者を雇い入れたり、生産ラインに投資しなくてはならないからです。しかし個人であれば多角化はメリットこそあれ、デメリットは少ないと思いませんか。せいぜい、ちょっと忙しくなるくらいですね。セブンポケットの例を見たいと思います。

<個人が持てるセブンポケット>

  1. 給与収入
  2. 家族の収入
  3. ブログからの収入
  4. YouTubeからの収入
  5. オークションからの収入
  6. 不動産賃貸収入
  7. 株式・FXなどの資産運用による収入

ほかにもセブンポケットになるものはいろいろと考えられます。アメリカのように7つものポケットを持たなくても、いくつかのポケットがあることは安定につながるでしょう。お金の不安はなかなか消えるものではありませんが、着実に収入を増やしていくことで将来のための投資をしていきましょう。

お金に対する将来の不安というのは収入が増えても簡単に消えるものではないといいます。そのためお金に対する不安を解消するには「お金に対する考え方」を変えなくてはなりません。人の生活と比較するのもよくありません。将来のお金に不安があるという人は、今の消費に対しても罪悪感を持っていることが多いです。

「こんな買い物をしてしまっては将来にお金がなくなってしまう」などと考える傾向が強いのです。大丈夫です。「なんとかなる」そう考えるようにしてはいかがでしょうか。やれることをしたのなら、あとは「なんとかなる」そう唱えてください。きっと気持ちがとても楽になるでしょう。

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将来の不安【結婚編】

問題視される結婚率低下ですが、これには「結婚願望」がない女性が増えたことにも原因があるといわれています。夫の両親との付き合いや、子育てなどせずに、自由に一人で生きていくという選択が30代女性に増えているのです。また不動産投資などをしっかりとしていて一人でもじゅうぶん生きていける女性は少なくありません。


女性の結婚への不安


  • 両方の親の介護

結局、親の介護では女性が主体となってすることが多いです。自分の親ならともかく夫の親の介護をするとなると、結婚には慎重になってしまうというのは現代女性の特徴です。それよりも一人でいる方が気が楽だという選択で結婚しません。

  • 家事

昔は家事は女性がするのが当然でしたが、同じように共働きをしているのに女性だけ家事をするのはナンセンスだと考える女性が増えてきました。そもそも子供の頃から塾などに忙しくて家事に疎い女性も多いのです。

  • 夫の浮気・ギャンブル

結婚することでのデメリットを冷静に受け止めているため、あえてリスクを冒してまでも結婚したいとは考えないということです。自分の親や姉妹がそういった苦労をしているのを見れば結婚に対して不安になるでしょう。

  • 夫の年収

男性との出会いがあっても年収面で納得がいかず、結婚する意味を見出せないというものです。女性にとって安心して子育てできないなら、作らなくてもいいとなるのでしょう。子供が欲しくないと思っているわけではなくても、貧乏の中で子供を育てるのには抵抗があるようです。


男性の結婚への不安


  • 自分の年収

女性の場合と違って男性は年収が低いことですでに結婚を諦めざるを得ない人が多いのです。低収入で雇用が不安定だと感じている適齢期の男性は全体の36%にも上るといいます。

  • 一人でいるのが気楽だから

これは女性と共通するところですね。世間でおひとり様が増えているのもわかるような気がします。記念日ごとにサプライズをしたり、ショッピングに付き合ったりすることなどを煩わしいと感じる男性が増えてきたのでしょう。

やはり結婚への不安を大きく占めるのは金銭的な問題です。また昔のように「結婚して一人前」といった観念もなくなってきているように思います。だけど経済的に余裕があったとしたらどうでしょう。男性も女性もほんとうはもう少し結婚願望が高いのではないでしょうか。確かに一人でいるのは気楽ですが、支えあって暮らす方がよっぽどか楽しい人生となるのですから。とくに年をとってからのことを考えると一人でいるのは寂しいものです。

結婚への不安は誰しもが感じるものです。ですが「案ずるより産むがやすし」という言葉があるように、思っているよりも人生はたやすいものなのです。結婚もそう。不安を取り除くには・・・

  • お金に関する問題を解決しておく
  • 家事分担を決めておく
  • 想定される問題を話し合う
  • お互いの家族と積極的に付き合う
  • 将来像について理解しあう

こういった、あいまいな不安を相手と話し合う事で、ずいぶんと気持ちが楽になります。不安があるのは結局、まだ相手の本音がわかっていないからなのです。普通では話しにくいことを一度きっちりと話し合う事でこれまでの不安は解消されるでしょう。

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将来の不安【30代女性編】

30代の女性は20代の頃のようにはいかないようです。将来のいろんなことについて不安が生じてくるといいます。約300人の未婚女性に聞いたところ、80%以上の女性に将来への不安があるということなのです。


30代女性、将来の不安


<不安の理由>

1位:結婚……(62.5%)

2位:自分の老後……(57.3%)

3位:仕事……(56.5%)

4位:貯蓄……(49.0%)

5位:親の介護・死亡……(48.6%)

6位:出産……(42.7%)

7位:健康……(39.5%)

8位:経済……(30.4%)

9位:育児……(29.2%)

10位:その他……(1.6%)

出典:https://woman.mynavi.jp/article/130813spe03/

女性にとっては結婚して出産をするか、それとも自分ひとりで老後を迎えるかでは大きく不安がちがってくるでしょう。また今の仕事を続けられるかという不安も大きいのです。そのため貯蓄に関しての不安を約半数の人が答えています。


30代女性が将来の不安のためにしていること


●「結婚や経済は自分だけではどうにかできることではないから、会社の財形を利用して貯蓄を始めた」

●「独身のうちに1000万円は貯蓄をしておくこと」

●「一生役に立ちそうな資格を今のうちに取得する」

●「将来のために、今の仕事を頑張っています」

●「健康に関しては、日々の治療や食事等への投資を惜しまないようにしてます」

●「健康のため、ストレス発散のため、運動不足解消のために、週に1度はジムに行き汗を流すようにしている」

貯蓄、資格、健康への意識が高いですね。おそらく同じ30代の男性よりも現実的に将来を考えていることが感じられます。ただ不安に思うだけでなく何かできることはないかと考え取り組むところが女性の強さだといえるでしょう。


専業主婦ができる夫の年収は


女性はこれから、結婚、出産、育児を考えている場合、専業主婦でいられることも想定して、どれくらいの年収の男性を結婚相手として見ているのでしょうか。総務省が発表したデータによると一般家庭の平均支出額は次の通りになっています。

  • 2人世帯……約38万円
  • 3人世帯……約40万円
  • 4人世帯……約43万円

これらは手取り収入の中から支出されたものですので、貯蓄額などを入れると夫の年収は最低でも下のようになります。

  • 2人世帯……約457万円
  • 3人世帯……約484万円
  • 4人世帯……約521万円

この条件を満たす年収をもつ夫であっても、できる限り妻は共働きとして仕事をつづけた方がいいといいます。安心感から貯蓄を怠ったり、交際費が増えたりとまだまだ安心はできないのです。なまじ年収がいいからといって、油断するとあっというまに将来のための貯蓄は減っていってしまいます。しっかり節約することで将来の不安を少しでも解消しましょう。

30代女性は分別もついてきていろいろなことが冷静に考えられる世代です。ムダに将来を不安に思うより今できることを始めれば、貯蓄にしてもスキルアップにしても、じゅうぶんに間に合います。不安を感じている時間を将来のための何かアクションする時間に変えましょう。

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将来の不安【40代編】

自分自身や家族などの将来について不安を感じているかという生命保険会社のアンケートに20代から50代の男女800名が答えてくれました。そこでわかったのは最も不安を抱えているというのが40代なのです。


将来に不安がありますか


  • 20代……63.0%
  • 30代……77.0%
  • 40代……81.5%
  • 50代……76.5%

40代が最も不安を感じているというのは、少し意外な結果でした。50代ではそこそこ給料も上がっているけれど、それ以下ではリーマンショックの影響でしょうか収入に不安があるのかも知れません。


40代の人は何に不安を感じているか


1位:超高齢化社会に伴う社会保障サービスの低下……66.5%

2位:公的年金引き下げ……60.5%

3位:消費税や他の税金負担の増加……48.0%

4位:大規模自然災害の発生……46.0%

大規模自然災害の発生は確かに将来の大きな不安です。とくにまだ育ち盛りの子供を持つ40代にとっては心配な不安要素です。そして今の40代から年金が引き下げられる可能性が高まってきます。高齢者の社会福祉に尽くしてきた世代であり、若い世代から支えられないのがちょうど40代なのだと言えます。

出典:https://moneyzine.jp/article/detail/214756


40代女性の不安は何?


では女性の場合はどうでしょうか。40代では結婚していて子供もいるか、それとも独身で暮らしていくのかが分かれるところだと思います。ですがどちらにしてもお金のことと健康についての不安が大きいようです。

1位:年金や貯金などのお金

2位:自身の健康

3位:親の介護

4位:結婚・離婚

5位:仕事があるのか

6位:友人・知人が少ない

7位自分の住む家

出典:https://otonasalone.jp/34963/

40代の不安はストレスに直結するといいます。ストレスが過剰であることで体を壊すこともありますから、不安があるのなら、すべて紙に書き出してみてください。紙に書くことで不安を頭の外に出すことができます。そして次にどうすればその不安がなくなるのかも考えて紙に書いてみてください。不思議なことに気分がすっきりしてくるでしょう。なぜなら、後は実行するだけですから。

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将来の不安で眠れない…そんな時

自分の職場が、恋愛が、結婚が、お金が……なんて悩みだすときりがありません。病気やけが、先天的な障がいがある場合を除いて、大半の問題はお金で解決できてしまいます。

今の職場に不安があるなら、副業やダブルワークで収入を増やし、将来に備え、結婚や恋愛に悩むのなら、受け身ではなく自分から行動を起こしましょう。「副業なんて疲れていてできない…」「恋愛してくても相手を探す時間がない…」なんて、できない言い訳を探すといくらでも出てきてしまうものですから。

周りの環境を変えようと思えば、自分が変わるしかありません。

まずは自分を変える一歩を踏み出す勇気を持てば、将来の不安を一つずつ消していけるでしょう。大半が解決できるもの「お金」で悩んでいるなら、パソコン一つでできる副業、ブログやYouTubeがおすすめです。

いきなり何百万も稼ぐには、副業レベルの取り組みでは難しいかもしれませんが、コツコツきちんと続けていけば、立派な副業になっていきますし、お金の不安が解消できれば、気持ちに余裕もできて、恋愛や結婚にもつながっていくでしょう。