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仕事の結果を左右するモチベーションの正体とは?
こんばんは、カイジマです。
前回までは世間で有名な【法則】について紹介していましたが、
その流れで色々と調べていくうちにモチベーションについての面白い実験がありました。
今回はそれを紹介していきたいと思います。
まずモチベーションとは、何なのでしょう。
■モチベーションの定義:
人を特定の行動に向かわせ(行動の方向性)、
そこに熱意をもたせ、持続させること。
モチベーションの種類
実はモチベーションには種類があります。
大きく分けてモチベーションは2つに分類することが可能です。
一つ目は外発的モチベーション、もう一つが内発的モチベーションです。
それぞれ単語からも推測いただけるかと思いますが、外部から刺激を受けるのか、
それとも自分で刺激を発しモチベーションを高めるのかの違いです。
以下この二つのモチベーションの違いを詳しく見ていきましょう。
外発的モチベーション
まず外発的モチベーションにの定義としては、
昇給や・昇進などの報酬が「外部」から与えられる影響で、
高められるモチベーションということができます。
ネットビジネスで言うと、Googleからのアドセンス報酬やASPの報酬や、
チャンネル登録者数やコメントなどユーザーからの評価ですね。
このモチベーションには、何か第三者が介在しているということができます。
つまり一人でモチベーションをあげるというよりかは、
外部の環境次第でモチベーションの高さが変わってきます。
内発的モチベーション
次に内発的モチベーションの定義を見ていきます。
これは「楽しみたい」「やりたい」などの、
人間の内面から湧き上がるモチベーションです。
このモチベーションの種類は
何に自分が熱中できるかといったことが焦点としてあげられます。
心理学を用いたモチベーション実験
カナダの心理学者がある実験を行いました。
まず被験者を2つのグループに分けます。
一つ目のグループには、
「この問題を解くためにどれだけの時間がかかるかを計測します。」とだけ言います。
そしてもう一つのグループには
「この問題を最初に解いた人には20ドル差し上げます。上位25%の人には5ドルづつ差し上げます。」
とインセンティブを提示しました。
結果は、【遅かったチームの余分にかかった時間が、早かったチームの平均3分半遅かった】ようです。
それではどちらのチームが早かったのでしょうか?
それは前者である【インセンティブを提示されていないグループ】です。
なんと、意外にもお金がかかっているグループの方が
問題解決へのモチベーションが低かったのです。
普通に考えてインセンティブがかかったほうが生産性は高くなりそうですよね。
しかし複数回実験を行っても結果は同じでした。
つまり目的がインセンティブを得るということよりも、
純粋にゲームを楽しむといった内面から出てくる情熱のほうが
生産性が高いことがわかったのです。
この実験には余談があり、
前者のグループは後者のグループに比べて、
実験が終わってからもその実験に対して興味を持っている人の確率が極端に多かったのです。
反対に後者のグループは実験が終わると、その実験についてそれ以上考えることはしなかったのです。
これはインセンティブがかかると金銭面に意識を持って行かれて、
長期的なモチベーションを継続させることが困難であるということを証明してくれました。
これをネットビジネスに置き換えると、
お金を稼ごうという気持ちで作業をするよりも
純粋にネットビジネスを楽しむことの方がモチベーションが維持されるということですね。
- 「どうやったらもっとアクセスが集まるのか」
- 「前回はこれをやってこういう反応だったから、次からはこうしてみよう」
- 「AとBはどちらの方がユーザーの興味を動かせるか試してみよう」
- 「クリック率の高いサムネイルはこういった共通点がある」
- 「ショートLPの構成はこうした方が反応がいいかもしれない」
などなど、
作業自体を楽しみことが重要なんですね。
そういった過程をすっ飛ばしてお金だけにフォーカスしたら
うまくいかない時はモチベーションが維持できないですよね。
今回はモチベーションについてでした。
最後までお読みいただきありがとうございました!
また来週もよろしくお願いします。