自分の時間を作る方法!

自分の時間がないことが悩みだという人は多いものです。1日のほとんどを会社で過ごして、通勤に1,2時間もかければ、あとは食事と睡眠で終わってしまうのは仕方ないことでしょう。ですが、そんなライフスタイルに不満を感じ始めている人もけっこういるのです。

記事の目次

自分の時間がない子育て中の場合

人の一生の中で子育て期間は最も自分の時間が持てないのではないでしょうか。子育て期間ははっきりいって24時間体制です。子供が元気な時でも夜泣きをしたり、ぐずったりします。ましてや風邪でもひかせようものなら、おでこを冷やしたり、汗をかけば着替えさせたりと目を離すことができなくなるでしょう。

  • 子育て中、大切なのは主体性

子育て期間中に一番大事なのがパパとママの協力になります。お互いがよく話し合って、時間の使い方、やりたい事を理解しあっておかなくてはなりません。とはいえ、非協力的なパパだったり、シングルマザーだったりすればどうすればいいのでしょうか。

そのような場合、ママにとって大切なのが主体性です。その主体性こそが時間を作る秘訣です。主体性とは、自分でしっかりとした目的を持ち、自分で判断できる人です。主体性のある人は何かを誰かのせいにしたり、言い訳をしたりしません。だから子育てしていることをネガティブに考えないのです。主体性を持てば、子供が寝た時間や子供をおんぶしながら、やりたい事をどんどん、こなせるようになるのです。

  • 子育て中は子供の成長を楽しむ

「育児ノイローゼ」という言葉があるように子育て中のストレスは相当なものです。しかし同じような状況がいつまでも続くわけではないことを知っておくことで、育児を楽しむことができます。月齢を重ねるごとに、成長があり進歩があります。

常に目が離せなかった子供も保育園へ行くようになり、幼稚園へ通うようになれば自分の時間は意外にたくさんとれます。幼児特有のかわいい時期はあっという間に過ぎてしまいますので、焦らずゆっくりとこの時期を楽しみましょう。

  • 子育て中は甘えることも大事

子育て中のママによくあるのが、しゃかりきになって何もかも背負い込んでしまうことです。借りを作ってしまう、迷惑をかけてしまうと考えずに夫や親にたまには甘えることも大事です。子供にとっても、ママ以外の人と過ごす時間は日常とは違う経験になりますのであえて預けて自分の時間を作るということをしてみるのもいいかも知れません。

子育て中に必要なのは気持ちのゆとりです。子育てをすること自体が「自分の時間」と考えておおらかな気持ちで一生に一度のこの時期を過ごしてはいかがでしょうか。絵本を読みきかせる、手作りのお菓子を作ってあげる、子育て中の何もかもがとてもいい思い出になるはずです。何といっても子供にとっては世界で一番好きなのがママなのですから。

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自分の時間がない主婦の場合

主婦は夫、子供のことを常に優先するので、自分の時間を作るにはかなりの努力が必要になります。ましてやパートなどをしていては、本当にあわただしい毎日でしょう。そんな主婦が自分の時間を作るにはどうすればいいのでしょうか。

  • 睡眠時間をけずる

多くの主婦が睡眠時間をけずって自分の時間を作っています。子供を寝かしつけてから、読書をしたり、早朝に起きてやりたいことをしたりとちょっと眠たいですが、ストレス解消には睡眠より自分の時間作りを優先させているのです。

ただし、気をつけたいのがやはり睡眠不足です。睡眠不足は太りやすくなるという研究結果もあって、睡眠時間5時間の人は7~9時間の人にくらべて50%も肥満率が高いと言われています。そのため、睡眠時間をけずる場合は食べ過ぎに注意するなどしなくてはなりません。

  • 日曜日の午前中を自分の時間にする

週に1度、メリハリをつけて自分の時間に充てる主婦も多いです。家族と話し合い協力を得なくてはなりませんが、きっと理解してもらえるはずです。日曜日でもダラダラせずに、短時間で集中して自分のやりたいことをやってしまいましょう。

また、家族と話し合うことで家事の分担も同時にお願いできるのではないでしょうか。夫だけではなく、子供にも洗濯物を取り入れる、風呂のそうじをするなどの家事を手伝ってもらうことは教育上もとてもいいことです。

  • 家事を時短する

料理、そうじ、洗濯などの家事を工夫してそれぞれ10分早く終わるようにするだけで、毎日1,2時間の余裕が生まれます。知らず知らずのうちに時間をかけすぎているということはよくあることですので、意外に簡単な時間の作り方かもしれません。

例えば、洗濯物を脱水後一度たたんでから、シワをのばしておいて、その後干せばアイロンをする必要がなくなります。

  • 買い物の回数を減らす

買い物で毎日、30分ほどの時間を使っていませんか。買い物は週に1度か2度にするように決めておくと、かなり時間に余裕ができます。買い物の回数を減らせば献立も計画的になり節約にもなるのでおすすめです。

主婦が自分の時間を作るには、家事の取り組み方の見直しが有効になります。こういうものだと決めつけて習慣でやっていることをそれぞれ工夫してみることが大事です。自分の時間を作れるようになるまで2年かかったという主婦もいます。主婦業も年月とともに熟練していくのですね。今からでも遅くありませんので改善できるところを洗い出してみましょう。

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自分の時間がない夫の場合

最近では家事や育児に協力的な夫が本当に多くなりました。特に若い人は積極的に妻を手伝うようにしています。しかし、ふと気づくと自分の時間がまったく持てていないことに気づき、どこかで息抜きをしたいという本音が顔を出します。そんな時、どうやって自分の時間を持てばいいのでしょう。

  • やりたいことを理解してもらう

いくら家事を手伝っていても夫の負担は妻の大変さにくらべたら、たいしたものではありません。そこへいきなり「自分の時間がほしい」などと切り出しては、妻は怒ってしまうでしょう。そのため時間がほしいということより、その時間で何がしたいのかをしっかりと理解してもらうことが重要です。

趣味なら趣味、付き合いなら付き合いとその時間が自分にとっていかに必要かを説明します。日頃、一生懸命仕事をしているのだから、妻の理解を得ることができるでしょう。ただ一人になりたいというのなら、家の中でも可能なのではないでしょうか。

  • 妻にも自分の時間をもってもらう

自分の時間がないという前に、妻の時間もないのだということをわかってあげなくてはなりません。仕事の交渉と同じで、相手に利益を提案することで自分の要求が通るのです。月1回ほど、趣味のために出かけたいのであれば、妻にも自由な時間をあげるようにしましょう。「日曜の午後は子供の面倒見ているから友達とお茶でもしてきたら」といった風に、思いやりを伝えたら、妻の方から同じように自由な時間をもらえるのではないでしょうか。

  • 仕事終わりの1時間を使う

休みの日を自分の時間にあてることが難しいのであれば、仕事終わりの1時間を趣味やひとりになる時間にすればいかがでしょうか。家で待つ妻からすれば、会社から戻ってくるまでは仕事にでかけているということになるので、それほど好き勝手されているといった感覚にはならないと思います。

夫が自分の時間を持つには日頃から妻を助け、信頼関係を築けているかどうかがポイントになります。「じゅうぶん、助けてもらっている」と妻が感じているなら少々のことは認めてくれるでしょう。

逆に普段から家事や育児に協力的でない場合は、ちょっとした外出でも険悪な雰囲気になりかねません。また自分の時間がとれないのも子供が小さいうちです。そのうち、いくらでも自分の時間が作れるようになるでしょう。

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自分の時間を取り戻そう

今の日本では「時間のなさ」=「収入の低さ」がじわじわと問題視されています。収入が低いから時間がなく、時間がないから収入が低くなるというスパイラルにはまってしまったらもう抜け出せないのでしょうか。

  • 自分の時間とは

あらためて自分の時間とはどういうことか考えてみると、人間1日24時間すべてが自分の時間なのです。そのうち睡眠は仕方ないとして、残りの17時間をどのように使うかは自分の自由だといえます。それなのに自分の時間がないというのは、自分のやりたいことだけに時間を使えないからです。

自分の時間とは自分の「やりたいことをする時間」という意味になります。だから通勤時間や仕事の時間、または家事をする時間は自分の時間ではないという風に多くの人は考えます。自分の時間がないということは、やりたいことがやれていないという状態です。

  • やりたいことだけをする

それでは自分の時間を取り戻すにはどうすればいいでしょうか。やりたいことだけをする、または、通勤や仕事、家事を自分のやりたいことだと考えれば、自分の時間を取り戻せることになるわけですよね。

ところが多くの人は通勤や仕事、家事を自分のやりたいことだと考えられません。それらはむしろ「やらなくてはならないこと」なのです。そしてやらなくてはならないことが生活の大半を占めていることになります。

  • 自分の時間を取り戻すには

自分の時間を取り戻すには、方法はひとつしかありません。それは「生産性」を上げるということです。生産性を上げるということは、30分かかっていたそうじを10分で仕上げるということです。そうすれば自然に20分が自分の時間になります。

仕事にしてもそうです。1ヶ月160時間かけて20万円を得ている給料を1ヶ月60時間で得たならば100時間が自分の時間になります。1日単位でいえば、8時間働くところを3時間で同じ給料を得られればいいことになるのです。

自分の時間を取り戻すということは、同じことをしてより大きな成果を得るということにほかなりません。会社員やアルバイトでは自分の時間を取り戻すのが、いかに大変かがよくわかるでしょう。自分の時間を取り戻すには収入との因果関係が切っても切り離されません。

主婦にしても数時間で数十万円を稼げたら、家事サービスを頼んで自分の時間を作ることができます。それにしてもやりたくないことをしている時間はとても長く感じるのに、やりたいことをしている時間はあっという間だというのは皮肉ですね。

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自分の時間を売る仕事

仕事には、「お金に稼がせる仕事」「スキルを売る仕事」「時間を売る仕事」があります。お金に稼がせる仕事とは資産を元に不動産収入を得たり、株式投資をしたりするなど時間ではなく仕組みで収入を得る方法があります。スキルを売るというのは医者やプログラマーなど身につけた技術を提供することで収入を得る仕事です。一般的に給料がいいと言われる仕事になります。では時間を売る仕事とはどんな仕事でしょうか。

  • 自分の時間を売る仕事

自分の時間を売る仕事とは会社員、派遣労働、パート、アルバイトですね。基本的に労働力を時間売りしているのです。会社員の中には営業能力や管理能力なども同時に評価され「時間+スキルを売る仕事」になっている人もいます。そのような管理職やインセンティブをもらっている人以外は、時間を売っている以上、収入が大幅に増えるということはありません。

収入には差がありますがせいぜい時給1,000円~3,000円。そして基本的に身体が拘束されていますので、自由がないということになります。拘束時間も長く、最終電車で家路につく人も少なくないのが時間を売る仕事です。

「社畜」という言葉が生まれたのも、会社に飼いならされたサラリーマンを比喩してのものです。低い給料に不満を言いながらも、群れの中から飛び出すことができず、会社に収入の安定を求める一般的な人々の仕事になります。

  • 自分の時間を売る副業

今、話題となっているのが自分の時間を売る副業です。本業でも時間を売って、さらに副業としてスキマ時間を売るというのは少しでも収入を増やしていきたいという人が多いことがわかります。

「タイムチケット」では個人の時間を30分単位で売り出すことができるサービスを展開しています。会員数はすでに10万人を突破、ものすごい勢いで多くの時間が売買されているのです。

人気のサービスは「副業での稼ぎ方を教えます」や「占いをします」など様々で30分が9,200円で売られているものもあります。ユニークなサービスも多く何でもアリといった感じです。「美人と付き合う方法を教えます」など、思わず疑ってしまいそうなものも。

「月10万円以上の副収入を継続的に得る方法をアドバイスします」というチケットは価格が13,800円にもかかわらず、すでに103人が購入済みです。ということはこのチケットだけで140万円以上稼いでいることになります。なんだか、サラリーマンより稼げる可能性がありそうですね。自分の時間を売る仕事、大事なのは自分の時間をいくらで売るかということになります。

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自分の時間を作る方法

自分の時間を作る方法は「労働生産性をあげること」要するに時給1,000円~3,000円の壁をこえることにあります。真に自分の時間を作るには「雇われ」から脱出することが結局は必須なのです。そうすれば「やりたい事」だけをする生活を手に入れることができるでしょう。

  • 起業して労働力を持つ

起業するということは、社員を雇って自分が働く以上の労働力を持つということにつながるのです。事業の発展によっては、大きな生産性を生み出し、経営者として時間ではなく経営能力を売る仕事にシフトします。

経営手腕次第で会社を大きくする経営者は自由な時間を持っています。やりたいことをやり、会いたい人と会うといった自分の時間を作ることが出来るようになるのです。しかし会社経営にはリスクが隣り合わせです。常に成長していなければ自分の時間を維持することはできません。現に多くの会社が起業5年以内で倒産しています。

  • 投資家になる

投資家は時間でなく自分のお金を働かせることで自分の時間を自由に使うことができます。株式投資、不動産投資、ソーシャルレンディングなど投資の方法はさまざまですが、資産で資産を作る仕事です。

投資家とはもともと莫大な資産を持つ人がなるものだという概念がありましたが、今ではOLでもコツコツとアパートに投資するなどして、家賃収入で生計を取れるように将来設計を立てている人も少なくありません。もちろん投資にもリスクがあります。経済や時代の流れを的確にとらえ続けておかなくてはならないでしょう。

  • リスクなく自由な時間を作る人

リスクなく自由な時間を作る人は、起業や投資をしなくても生産性の高い仕事をする人です。作家、作詞家、作曲家、デザイナー、フォトグラファーなどクリエイティブな仕事が代表的なものです。時給で働かない人は総じて自由な自分の時間を持っている場合が多いでしょう。労働力を10倍にも20倍にもすることができるからです。

しかし今の時代では特別な才能がなくても労働力を高い生産性に変えている人たちがいます。それがブログアフィリエイトやYoutubeで収入を得ている人たちです。まだまだ新しい仕事の形ですが、リスクなく稼げるという意味では将来性がありますね。

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