ユーチューブのアフィリエイト単価は、通常1再生あたり0.1円が平均と言われています。
しかし、あくまで「平均」であって、やり方によっては1再生当たり1円以上を目指すことも決して不可能ではありません。
本記事ではユーチューブのアフィリエイト単価を上げる7個の方法をお伝えします。
順番は実行が簡単なものから始め、だんだん難易度が上がるように紹介していきます。
記事の目次
ユーチューブのアフィリエイト単価を上げる方法1: 単価の高い時期に投稿する
ユーチューブはアフィリエイト単価が上がる次期があります。
3月と12月です。
理由は企業の決算月(会計期間の最後の月)が3月と12月に集中するためです。
企業は決算月のうちに広告用の予算を全て消化しようとするので、いつもより広告の出稿単価が高くても広告をバンバン打ってきます。
そのため3月と12月はユーチューブに限らず、広告業界全体でウハウハの状態になります。
もし投稿予定の動画が急ぎ投稿する必要がなかったり時期に関係ないものなら、投稿日を3月や12月に集中させると良いでしょう。
新規の投稿は注目を集めやすいですし、チャンネル登録者は投稿された直後に動画を見ることが多いので、3月や12月に投稿することで高単価の広告を大量に表示させることができます。
ユーチューブのアフィリエイト単価を上げる方法2: 10分以上の動画にする
動画を10分以上の長さにすることも有効です。
動画が長いほど再生中に流せる広告の数を増やすことができます。
ただし意味もなく長くしたのでは視聴者に飽きられてしまうので、構成はきちんと考えて最後まで見てもらえる動画にしないと意味はないです。
ユーチューブのアフィリエイト単価を上げる方法3: 関連動画に誘導する
動画の紹介欄、動画内、動画の最後などで自分の関連動画を紹介し、視聴者が次々と自分の動画を見てくれるように誘導しましょう。
再生リストを作るのも手です。
ユーチューブには膨大な動画があります。
その中から自分の動画を選んで来てくれた視聴者を最初のお目当ての動画だけ見せて返してしまうのはとてももったいないです。
可能な限り自分の他の動画も視聴してもらい、広告を流す機会を増やしましょう。
ユーチューブのアフィリエイト単価を上げる方法4: ジャンルを選ぶ
動画やチャンネルをアフィリエイト単価が高いジャンルにしてみましょう。
ユーチューブに流れる広告は無差別に全て同じ単価で流れているわけではありません。
広告1再生(または1クリック)あたり1円のものもあれば、1000円を超えるようなものまで様々です。
広告の単価を決めているのは広告の出稿主ですが、ジャンルによって単価は大きく異なります。
例えばニュース系や雑学系といったジャンルは広告単価が低くなります。
なぜならそれらの動画を見に来る視聴者が特定商品の購買意欲が高いということはあまりないからです。
一方、美容系、お金を稼ぐ方法系、健康系などのジャンルは、その分野の商品に購買意欲が高い視聴者が動画を見にくるので、広告の効果が高く、広告主も高単価で広告を出稿できるのです。
例えば美容系の動画ばかりを自分のチャンネルに投稿し続ければ、どの動画にも高単価の広告が表示されやすくなり、チャンネル全体のアフィリエイト単価も高くなります。
以下は広告単価が高くなりやすいジャンルです。
- 美容系
- 金融系
- 健康系
- ダイエット系
- お金を稼ぐ系
- 視聴者の年齢層が高い(購買力があるため)
ユーチューブのアフィリエイト単価を上げる方法5: 指名買いを狙う
指名買いとは広告主が特定のチャンネルや動画を指名して広告を出稿する(広告枠を買う)場合を指します。
広告主がユーチューブに広告を出稿しようとする場合、広告の表示先を細かく設定することができます。
キーワード、ジャンル、地域、特定のチャンネル、特定の動画、年齢層、性別など様々です。
もし自分の動画やチャンネルの再生数が多く、特定の商品(または商品ジャンル)の購買意欲が極めて高い視聴者層を集めることができるならば、その商品を売っている広告主があなたの動画やチャンネルを指名買いしてくれる可能性が高いです。
広告主はあなたの動画やチャンネルの広告効果が極めて高い(商品を良く買ってくれる)ことを理解しているので、採算さえ合えばどこまでも高額な広告を出稿してくれるでしょう。
ただし、これはあくまで広告主側の行動にかかってくるので自分でどうこうできるものではありません。
出来ることと言えば広告主が指名買いしたくなるような動画やチャンネルを作り上げることだけです。
ユーチューブのアフィリエイト単価を上げる方法6: 動画を最後まで見てもらう
ユーチューブでは、「良い動画」と評価される動画に単価の高い広告が表示されます。
良い動画かどうかは「最後まで動画が見られているか」によって判断されています。
従って動画の構成を途中で飽きられずに、最後まで見てもらえるように工夫して作らなければなりません。
前述で10分以上の動画を作るべきと書きましたが、動画が長くなるほど離脱率は高くなります。
この矛盾する課題を上手くクリアして、最後まで見てくれる動画作りを心がけましょう。
ユーチューブのアフィリエイト単価を上げる方法7: 物販を狙う
ユーチューブのアフィリエイト単価を上げる最強の方法は、動画を再生させた先の物販を狙うことです。
これまでご紹介してきた他の方法では動画再生中に表示される広告の収益をあてにしていますが、物販の場合は視聴者を外部のサイトに誘導し、商品を紹介して購入してもらいます。
紹介する商品は自分で自由に選ぶことができますので、1成約で報酬が10万円を超えるようなものも扱うことができます。
上手くはまれば1再生当たりの報酬は1000円を越える可能性すらあります。
つまり、1000再生されれば100万円の報酬です。
普通にユーチューブの広告収入を狙うのとは次元が違う稼ぎ方ができます。
ただし当然のことながらこの方法は難易度が非常に高いです。
というのも、まず商品を買う可能性の高い視聴者層を集めなければいけませんし、次に外部サイトへの誘導およびそこで商品を購入するよう説得して実際に買ってもらう必要があるからです。
そのためには「面白い動画を作る技術」「上手く外部に誘導する技術」「説得して購買行動を起こしてもらう技術」などが必要になります。
とはいえ、夢のある方法なので我こそはと思う方はぜひ挑戦してみてください。
できるところから取り組もう
ユーチューブのアフィリエイト単価を上げる方法を7つご紹介しましたが、今すぐ取り組めるものもあれば取り組むのが難しいものもあるでしょう。
- 単価の高い時期に投稿する
- 10分以上の動画にする
- 関連動画に誘導する
- 動画を最後まで見てもらう
このあたりはすでにチャンネルを持っている方でもすぐに取り掛かれる内容です。
一方、
- ジャンルを選ぶ
- 指名買いを狙う
- 物販を狙う
は、新たにチャンネルを立ち上げる必要があったり、物販成約させるための記事の作り方を学でサイトを作ったりなど、実現までに時間のかかる方法になります。
まずは自分のできるところから少しずつでも取り組んで、ユーチューブのアフィリエイト単価を上げるようにしてみてください。