LINE公式のQRコードを案内に使う方法|掲示・読み取り・追加後の流れを確認する

紙の案内とスマートフォンのボタンで追加先を確認する模型

こんにちは。バナナデスクです。

セミナー会場の紙にLINEのQRコードを載せても、開いた先が講師の個人アカウントでは、予定していた補足案内を届けられません。QRコードは、スマートフォンで読み取って案内先を開くための四角いコードです。読み取れたかだけでなく、誰の案内先が開いたかを確かめます。

LINE公式アカウントは、お店や教室などが情報を届けるためのアカウントです。私はここで、架空の「説明資料づくりセミナー」から「資料づくり教室」の公式LINEへ案内する例を使い、取得元の確認、紙とスマホ用の案内、追加後の説明までを整えます。文面と配置の制作案なので、実際のアカウントでの取得や読み取りを済ませた結果とは分けて読み進めてください。

同じスマートフォンで案内を見ている人には、画面上のQRコードだけでは手間が増えます。紙からはQRコード、同じスマホからは文字のリンクを使い、どちらからも同じ公式アカウントへ進める形を目指しましょう。

公式アカウントの管理画面から取得する

最初に開くのは、LINE公式アカウントを管理する「LINE Official Account Manager」です。以下では「Manager」と呼び、パソコンのブラウザで使う管理画面を想定します。個人用LINEにある「マイQRコード」と取り違えないよう、操作しているアカウントの名前を先に見てください。

2026年10月1日に確認した公式マニュアルでは、Managerのホームから「友だち追加ガイド」を開き、友だち追加用のQRコードやURLを取得する方法が案内されています。URLは、リンク先の住所に当たる文字列です。LINE公式・友だち追加ガイド

  1. Managerで、案内したい公式アカウントを選びます。今回の例なら、画面に出ている名前が「資料づくり教室」かを確かめます。自分の案内を作るときは、実際の事業名に読み替えてください。
  2. 「ホーム」から「友だち追加ガイド」を開き、「友だち追加QRコードを作成」へ進みます。通常の友だち追加用であることを確認して、画像を保存します。
  3. 同じガイドの「URLを作成」から、シェア用URLをコピーします。コピーした文字列をメモへ貼り付け、QR画像と同じアカウントから取得したことを記録します。
  4. メモに、アカウント名、実際の取得日、設置する場所、保存した画像の名前を残します。今回なら設置先は「説明資料づくりセミナーの配布用紙」です。

画像とURLが保存でき、どの公式アカウントから取得したものか分かれば、案内文を作る段階へ進めます。保存できたことだけでは、読み取りや追加後の動作まで確認できたことにはなりません。そこは後半で順に点検します。

今回の例で、取得元や開いた先の名前が「資料づくり教室」と違ったら、追加せずManagerへ戻ります。対象の公式アカウントを選び直し、QR画像とURLの両方を取り直してください。個人用のコードや別の教室の画像に、名前だけ書き足して使わないようにします。

架空の資料づくり教室を例に、Managerの取得元、紙の案内、開いた先の三つの名前を照合し、違う場合は追加せずQR画像とURLを取り直す図。
名前の照合は、追加する前の確認です。違う名前が表示されたら対象の公式アカウントへ戻り、QR画像とURLを両方取り直します。図は画面の再現ではありません。

「クーポンQRコード」は、割引などの特典を案内するための別の種類です。公式案内では、設定したクーポンの有効期間が過ぎると、友だち追加ができなくなる場合が説明されています。今回のように長く掲示する一般案内なら、期限のあるクーポン用を何となく選ばず、通常の友だち追加用かを確かめます。

紙と同じスマホで、入口を作り分ける

紙のQR読み取りと同じスマホのリンクを分け、追加先の名前を確認する図
説明用の仮設計です。実アカウント操作や配信成果の記録ではありません。

ここからは、架空のセミナーが終了後の補足を届けるための文面を作ります。このブログから実際の登録を募集するものではありません。紙面とスマホ用ページの両方に、「追加する名前」「届く内容」「追加だけでは予約が決まらないこと」をそろえて書きます。

会場の紙に置く案内文

本日の説明資料づくりセミナーの補足案内

「資料づくり教室」の公式LINEから、復習の要点と次回開催のお知らせをお届けします。

QRコードを読み取ったら、表示されるアカウント名を確認してから追加してください。追加だけでは次回講座の予約は確定しません。

スマートフォンの画面でこの案内をご覧の方は、掲載された「公式LINEの案内を見る」リンクをご利用ください。

紙面を作るソフトでは、この文章を入力し、説明の近くにManagerから取得した公式QR画像を置きます。名前と配信内容を離さず、読み取る前に何の案内かが分かる配置にしてください。上の見本は構成例で、実アカウントへつながるコードは入れていません。

同じスマートフォンで読む案内文

このスマートフォンで公式LINEの案内を開く場合は、「公式LINEの案内を見る」をタップしてください。表示名が「資料づくり教室」であることを確認してから追加できます。配信内容は復習の要点と次回開催のお知らせです。

スマホ用ページを作るときは、「公式LINEの案内を見る」という文字に、ManagerでコピーしたURLをリンク先として設定します。保存したら読者が見る画面を開き、その文字をタップします。追加先に「資料づくり教室」と表示され、紙に書いた名前と一致するかを確認します。

同じスマホの画面にQRコードしかない場合は、案内の編集画面へ戻り、文字のリンクを追加します。違うアカウントへ進む場合は、リンク先を取得時のメモと照合し、正しいURLへ直してからもう一度開きます。URLを短く見せるために、別のサイトを経由して転送する仕組みを何段も挟む必要はありません。

追加後の説明までつなげる

「あいさつメッセージ」は、友だち追加した人へ最初の案内を届けるための機能です。QRコードを置く前に、追加後に読んでもらう文章も用意します。今回の仮文面は次のとおりです。

資料づくり教室の公式LINEです。追加ありがとうございます。このアカウントでは、セミナーの復習に使える考え方と、次回の開催案内をお届けします。

本日の復習は、配布した3ページ見本の「読み手・課題・提案」を一つずつ確認するところから始めてください。次回講座の日程と参加条件は、開催一覧でご案内します。今回の追加だけで予約や支払いは発生しません。

個別の問い合わせは内容をお送りください。顧客資料やログイン情報は送らず、公開できる範囲でご説明ください。担当者が平日10〜17時に確認します。

Managerでは「トークルーム管理」から「あいさつメッセージ」を開き、文章を入力します。今回の例を使うなら、アカウント名、配布した資料、次回案内の場所、問い合わせを確認する時間を、自分の運営内容へ直してください。平日10〜17時に対応しないのに、そのまま残さないようにします。

入力後は、公開前の見え方を確かめる「プレビュー」で、名前、復習の始め方、予約や支払いの扱いを読み返します。内容がそろったら「変更を保存」を選びます。追加した人へ送る条件も確認し、保存した文面と、実際に届く案内が一致するかを設置前の点検に含めます。

紙に「資料がすぐ届きます」と書くなら、実際に開ける資料と、その案内を送る設定が必要です。今回の文面は、持ち帰った配布資料を使う説明にしています。未制作の特典が自動で届くとは書いていません。

追加後に別の案内が届いたら、まず追加先の名前を見直します。名前が合っていれば、Managerのあいさつメッセージへ戻り、入力した文面、保存状態、送信する条件を確認してください。保存後の変更は、これから送られるメッセージに反映されます。すでに受信した古い文章が書き換わるわけではないため、古い表示だけを見て修正に失敗したとは判断しません。

復習と次回の案内、追加だけでは予約しないこと、実際の対応時間という約束を、最初のあいさつメッセージと照合する図。
架空の案内で、追加前に伝える内容と最初のメッセージを揃える例です。対応時間は実際の体制に合わせ、違う案内が届く場合は文面と保存・送信設定を確認します。

QRコードを構成する小さな黒白のマスを「セル」といいます。開発元のデンソーウェーブは、通常のQRコードの上下左右に、それぞれ4セル以上の何も置かない余白が必要だと説明しています。4セルはマス四つ分の幅であり、4mmという固定寸法ではありません。コード領域と余白の公式説明

大きさの考え方を、仮の数字で計算してみます。一辺が29セル、1セルが0.5mmなら、模様の幅は29×0.5=14.5mmです。片側の余白は4×0.5=2mmなので、余白込みの外寸は14.5+2+2=18.5mmになります。上下にも同じ余白を残すため、縦も18.5mmです。

これは構造を理解するための計算例です。18.5mmにすれば、どのコードでも読めるという最小サイズの指定ではありません。入れる情報量やセル数、プリンター、紙、掲示する距離、読み取る機器で結果が変わります。

一辺29セル、1セル0.5mmという仮例で、模様14.5mmに4セル分の余白2mmを両側へ足し、外寸18.5mmになる計算図。
白い縁は上下左右に確保する余白です。四角はコードの領域を示す模式図で、読み取り用のQRコードではありません。18.5mmは仮の計算結果で、共通の最小サイズではありません。

画像の外側を切り取ることを「トリミング」といいます。QR画像の白い縁をトリミングしたり、模様の上へロゴや飾りを重ねたりしないでください。縦だけ、横だけを引き伸ばさず、正方形を保ちます。デンソーウェーブも、画像加工による歪みや装飾で読み取れなくなる場合を説明しています。QRコードを生成・印字するときの注意

配置できたら、配布する大きさの紙面を実際に試し刷りします。掲示する距離や明るさに近い条件で読み取り、予定の公式アカウント名が表示されるところまで見ます。読み取れなければ配布へ進まず、Managerから保存した元画像へ戻って、加工した画像を差し替えます。四辺の余白と縦横比を戻し、模様が潰れている場合は大きさや印刷設定を見直して、同じ条件で試し刷りし直してください。

公式ポスターと、自作の案内を区別する

自分で紙面を作る以外に、Managerの友だち追加ガイドからポスターを作る方法もあります。公式マニュアルには未認証アカウント向けのポスターも掲載され、認証されるとデザインを選べると説明されています。ここでいう認証は、LINE公式アカウントの審査に関わる区分です。

ポスターを使う場合は、対象アカウントのガイドを開き、利用できるデザインを選びます。保存した紙面のアカウント名と案内先を確かめてから、前の節と同じく試し刷りへ進みます。有料の販促物である「ノベルティ」を購入する条件とは別なので、「すべてのポスターが認証済みでないと使えない」とまとめないようにします。

自作の紙面にLINEの公式ロゴや素材を載せたいときは、その素材の利用条件も確かめます。公式ポスターをダウンロードできることを、ほかの画像を自由に加工できる許可と読み替えないようにしてください。

読み取りから追加後まで、確認を一続きにする

最後に、取得した画像を最終紙面へ置き、読み取り、名前の照合、追加後の案内まで通して確かめます。スマホ用ページのリンクも別に開き、同じ公式アカウントへ進むかを見ます。次の表を点検メモにして、確認した条件と結果を書き込んでください。

点検 残す記録
取得元 公式アカウント名、Managerの取得日、画像ファイル
印刷 紙面、外寸、余白、印刷機、掲示する距離と明るさ
読み取り 確認用スマートフォン、表示された追加先、日時
同じスマホのリンク 掲載URLから同じ公式アカウントへ進めるか
追加後 意図したあいさつ、案内内容、リンクの動作

この表は、設置前に実際の結果を入れる確認計画です。今回の仮紙面で印刷読み取りや実アカウントへの追加を行った報告ではありません。許可された確認用端末で、本物の追加先と、その後の案内を確かめて記録します。

例えば「読み取れるが名前が違う」なら取得元へ、「紙から読み取れない」なら印刷前の画像へ、「追加後の案内が違う」ならあいさつメッセージの設定へ戻ります。直した後は、その一か所だけで終わらず、紙またはリンクの入口から開き直してください。名前と案内内容がそろい、紙面でも読み取れることを確認してから設置します。

配った枚数、QRを読み取った数、友だち追加数、講座の予約数は、それぞれ別の数字です。どの入口から追加されたかを調べる分析機能を使う場合も、何を数えた数字かを区別します。まずは、案内を読んだ人が名前どおりの公式アカウントへ進み、約束した内容を受け取れる状態を整えましょう。