LINE公式のあいさつメッセージ例文|講座・相談サービスで登録後に迷わせない書き方

会話カードから約束した資料へ進む紙の模型

こんにちは。バナナデスクです。

「チェックリストを受け取る」と書いてあったのでLINEに登録したのに、最初に届いたのは長い自己紹介だった。受け取る側なら、まず探すのはチェックリストですよね。

あいさつメッセージの役割は、立派な紹介文を読んでもらうことより、登録前に約束したものへ迷わず進める状態を作ることです。そのうえで、誰から届くのか、今後何が届くのか、困ったときはどうするのかを短く伝えます。

この記事では講座や相談サービスを運営する人向けに、相談、資料、イベントの三つの例文を用意しました。登録前の案内と登録後のメッセージを組み合わせて、文章だけでなく受け取りまで確かめる手順を説明します。当ブログの登録特典の案内ではなく、自分の事業へ置き換えるための仮例です。

あいさつメッセージは「登録した直後の案内」

LINE公式アカウントのあいさつメッセージは、友だち追加時などに自動で送られる最初のメッセージです。ブロック解除時に再度送るかは設定できます。標準の定型文をそのまま使うより、登録した人が何を期待しているかに合わせて編集します。LINE公式:あいさつメッセージの作成・配信タイミング

登録直後に受け取りたい内容が違うのに、同じ案内だけを送ると迷いが生まれます。「まず無料相談を予約してください」と「まず資料を読んでください」は別の行動です。複数の登録経路を一つのアカウントで受けるなら、その違いをどう案内するかまで決めておきます。

登録経路ごとの分岐機能を使えるかは、標準機能、設定、連携サービスの組み合わせで確認してください。機能を確認していない状態で、「このURLから登録した人には必ずこの特典だけが届く」と約束しないことが大切です。

最初に書くのは四つ。全部を長く説明しない

  1. 何のアカウントか。登録前に見たサービス名と一致させる。
  2. 約束したものはどこか。資料、相談方法、日程確認など、最初の行動を示す。
  3. これから何が届くか。内容と頻度を、続けられる範囲で伝える。
  4. 困ったときにどうするか。返信先、必要な情報、対応時間を示す。

四つの項目があるからといって、四つの長い段落が必要なわけではありません。資料の受け取りが目的なら、最初の画面で資料の場所を見つけられるようにします。運営者の詳しい経歴は、必要な人が別の紹介ページで確認できれば十分です。

登録前の約束を最初の一通でつなぐ
登録前の約束を最初の一通でつなぐ。詳しい条件は本文を参照。

また、実際に守れない頻度や返信速度は書きません。「毎日役立つ情報をお届けします」と設定して月一回しか配信しないなら、約束がずれます。「必要なときに」と曖昧に済ませるより、「講座の更新や募集日程をお知らせします」のように内容を具体化する方が、受け取り方を判断できます。

例文1:相談サービスは、何を返信すればよいかまで書く

まず、ホームページの見直し相談を行う仮のサービスです。登録前に「LINEで無料診断」と言い、登録後に有料相談しか選べないのは不一致です。この例では、登録前から「相談の対象かを確認する窓口」と説明します。

登録前の案内文・仮例

ホームページの見直しを相談できるか、LINEで事前に確認できます。サイトのURLと、困っていることを一つお送りください。具体的な調査や制作のお見積もりが必要な場合は、対応範囲を確認したうえでご案内します。

登録後のあいさつメッセージ・完成例

友だち追加ありがとうございます。ホームページ見直し相談の窓口です。

相談の対象かを確認したい方は、このトークへ次の二つをお送りください。
①サイトのURL
②いま困っていることを一つ
例:「サービスの説明を見てもらえているか分からず、文章の見直しを相談したい」

パスワード、お客様の個人情報、決済情報は送らないでください。

平日の営業時間内に内容を確認し、対応できる範囲と次の進め方をご返信します。ここでのやり取りだけで、有料のお申し込みが確定することはありません。

このアカウントでは、サイトの見直しに役立つ記事や相談受付の日程もお知らせします。

この例文を使うときは、実際のサービス名、営業時間、対応範囲に変更します。「平日の営業時間内」は返信を必ずその日中に行う約束とは異なります。返信期限を伝えるなら、「通常は2営業日以内」のように、実際に対応できる期限を自分で決めてください。

返信する内容の例があると、「詳しく書かないと相談できないのでは」という迷いを減らせます。一方、初回から長い質問票を求めると入力が止まりやすくなります。最初は対象確認に必要な情報へ絞り、調査に必要な詳細は後で確認します。

例文2:資料配布は、まず受け取り方を示す

次は、講座選びのチェックシートを渡す仮例です。資料を渡すことと、定期的な案内を受け取ってもらうことは、登録前に両方説明します。資料だけだと思って登録した人へ、想定外の販売案内が続く状態を避けるためです。

登録前の案内文・仮例

LINEで「オンライン講座を選ぶ前のチェックシート」を受け取れます。受け取り後は、学び方のヒントや講座の案内をお送りします。資料を読むだけで、講座の申し込みは必要ありません。

登録後のあいさつメッセージ・完成例

友だち追加ありがとうございます。オンライン講座の学び方をお伝えするアカウントです。

ご案内した「オンライン講座を選ぶ前のチェックシート」は、下の「チェックシートを開く」からご覧いただけます。

最初は一枚目の「いま出来るようになりたいこと」だけ書いてみてください。全部を一度に埋める必要はありません。

開けないときは、このトークへ「資料が開かない」とお送りください。確認でき次第、受け取り方法をご案内します。

今後は、学び方のヒントと講座の案内をお送りします。資料を受け取ったことだけで、お申し込みが確定することはありません。

この例は、実際に開く先を設定したボタンなどを下に配置する前提です。文章だけを貼り付けても配布は完成しません。公開済みの資料を置き、受取画面へ移動できる入口に「チェックシートを開く」と表示します。未完成の資料や存在しない受取URLで募集を始めないようにしてください。

ファイルを直接開く形にするか、説明ページを経由するかは、利用する配信方法と資料形式に合わせます。いずれも、閲覧権限を運営者だけにしたままになっていないかを確認します。自分の管理用アカウントでは開けても、読者にはアクセス許可の申請画面が出ることがあります。

例文3:イベントは、友だち追加と参加申込を混同させない

イベントで起こりやすいのは、LINEを追加した人が「これで申し込み済み」と思うことです。追加後に別途申込が必要なら、最初に伝えます。逆に、申込済みの人だけを案内するアカウントなら、再申込を促す文章にしないでください。

登録前の案内文・仮例

勉強会の日程と内容をLINEで確認できます。友だち追加だけでは参加申込は完了しません。日程を確認した後、参加したい回の申込ページからお手続きください。

登録後のあいさつメッセージ・完成例

友だち追加ありがとうございます。少人数の文章勉強会のご案内窓口です。

開催日・内容・参加費は、下の「開催予定を確認する」でご覧いただけます。参加したい回を選び、申込ページからお手続きください。

この友だち追加だけでは、参加申込は完了していません。申込後は、受付完了画面と確認メールをご確認ください。

すでに申し込んだ方は、再度の手続きは不要です。確認メールが見つからない場合は、申込日と申込時のお名前をこのトークへお知らせください。

このアカウントでは、今後の開催予定と参加に関する案内をお送りします。

受付確認に必要な情報は、実際の照合方法に合わせて最小限にします。アカウント表示名と申込名が違う場合があるため、表示名だけで申込の有無を断定しないことも大切です。配信が届いたこと、ページを押したこと、参加受付が完了したことは、それぞれ別に確認します。

文章を保存したら、受け手として五つを確かめる

あいさつメッセージは文章の品質だけでなく、設定と遷移先がそろって初めて役割を果たします。本記事の例文は実アカウントで配信結果を検証したものではありません。公開前に、管理権限とテスト方法を確認したうえで、次の作業を行ってください。

公開前の受け取り確認表
確かめること 期待する状態 合わないときに直す場所
登録前の約束 資料名・相談の範囲・申込の要否が一致する 登録ページとメッセージの両方
届く条件 新規追加など想定した条件で案内が届く あいさつの配信設定・連携設定
最初の画面 約束したものへの入口を見つけられる 文章の順番・表示名・情報量
リンク先 一般の受け手として開け、スマホで読める URL・権限・ページや資料の表示
返信と受付 読者の返信を運営側で確認でき、次の対応が分かる 応答設定・担当・通知・案内文

ブロック解除を使った確認だけで、新規追加の動作まで確認したと扱わないようにします。解除時の再配信は設定によるためです。また、プレビューで文章を見たことと、実際の受け取り・返信・リンク移動を確認したことも分けて記録します。

テスト記録には「誰が」「いつ」「どの条件で」「何を期待し」「どうなったか」を残します。たとえば「資料を押せた」だけではなく、「テスト用の受け手アカウントから、権限申請なしで資料本文を開けた」と書くと、後で変更したときにも確かめる箇所が分かります。

反応が少ないときは、いきなり歓迎文を長くしない

資料が開かれないとき、自己紹介を増やしても解決しない場合があります。まず、届いたか、入口が見えたか、移動先が開けたかを分けます。LINE公式のあいさつメッセージ分析では、受信ユーザー数、開封ユーザー数、クリックユーザー数などの定義が示されています。各数値の意味と表示条件を確認して使ってください。LINE公式:あいさつメッセージの分析

クリックされても資料の閲覧や申込が完了したとは限りません。逆に、少人数でクリック率が大きく変わっても、それだけで文章の優劣は決められません。数字と、実際に届いた「どこから開くのですか」という質問を合わせて改善箇所を探します。

最初の一通を見直すときは、登録前に自分が書いた案内を横に置いてください。そして、初めて来た人として「約束されたものはここにある」「次に何をすればよいか分かる」と言えるかを読む。親切なあいさつは、その一致から作れます。