自由な人の自由な仕事と自由な生き方

自由とはなんとすてきな響きでしょうか。誰もが憧れる自由な時間、自由な生活、自由な人生とはどんなものなのでしょうか。しかし自由にもいろいろあります。お金のない自由な人生なんていやですよね。やっぱりお金も自由であって初めて自由な人生だといえるのです。

記事の目次

自由な人の特徴

  • 自由な人は発想が枠にとらわれない

自由な人を見ていると自由になるべくして自由になったのだとつくづく感じます。はっきり言って普通の発想ではないのです。

たとえばカニが食べたいと思ったらその日のうちに日本海まで車を飛ばして食べに行ったりと、何かをするのに戸惑うということがありません。その分、一緒にいてとても楽しく感じるのです。

  • 自由な人はポジティブである

何事においてもポジティブで楽観的なことも自由な人の特徴としてあげられるでしょう。自由だからポジティブなのか、ポジティブだから自由なのかはわかりませんが、くよくよするところはまったくないように思います。

もともと人と自分をくらべることもありませんから、落ち込むとか自分の方が劣っているといった考え方もないのです。

  • 自由な人は意外と物忘れがひどい

自由な人は確かに過去を引きずらない、超前向きな人が多いですがその分、過去のことを忘れやすいです。しばらくぶりに会ってみて前回会った時の話をした場合に「え?そうだっけ?」と言われます。

「自由過ぎるでしょ!」と突っ込みたくなります。ですが本人は悪びれもせずに「そういえば、次、会ったら飲みに行こうって言ってたね。」といった感じで屈託がないのです。

  • 自由な人は必要なお金しか使わない

自由な人を見ていて一見、浪費家なのかと思いますがじつは無駄遣いをするといったことはないようです。必要なものを必要なだけしか買いません。

そして意外に貯金もしているのです。財テクが得意な人が多いといえるでしょう。ただしケチといった印象とは真逆の気前がいいというイメージを持たれることが多いです。

  • 自由な人は新しいことを始めるのが得意

自由な人は遊びでも仕事でも新しいことを器用にこなしています。真っ先にドローンでの撮影を始めた人はみんな自由な人でした。

アフィリエイターにももともと自由な人が多いですね。固定概念やみんなと同じという感覚がないということは素晴らしいように思います。

いかがでしょうか。あなたのまわりにいらっしゃる自由な人にも共通しているでしょうか。自由な人と自分勝手な人とは全く違います。自由な人はどちらかというと他人に干渉しない性質を持っていますね。

自分は自分、他人は他人といった割り切りを感じます。反対に自分勝手な人は相手を思い通りにしようと干渉をしてきます。

付き合うなら自由な人がいいですね。自由な人は頭のいい人が多く、他人への気遣いも上手だといえるでしょう。

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自由な仕事とは?稼げることは重要?

  • 世界最高の仕事をやってみませんか

世界最高の仕事ってご存知ですか。オーストラリア政府観光局の募集する6つの仕事です。

  • 文化都市メルボルンでライフスタイルフォトグラファー
  • 観光都市「ニュー・サウス・ウェールズ」でイベントレポーター
  • 野生の王国「南オーストラリア」でコアラのお世話係
  • ワインとシーフードの都市「西オーストラリア」でグルメレポーター
  • 自然の楽園「クィーンズランド」でパークレンジャー
  • 先住民の地「ノーザン・テリトリー」でアウトバック探検家

出典:https://greenz.jp/2013/05/02/the_best_jobs_in_the_world/

 

期間はいずれも半年間。そして驚くのがその報酬です。なんと1000万円。世界最高の仕事といわれる所以(ゆえん)です。自由で稼げる最高の仕事だけあって応募は世界中から60万エントリーあったそうです。やはり世の中そんなに甘くないってことですね。

自由な仕事とは意外にもあるけれど、稼げるかどうかが重要です。なぜなら自由な仕事は稼げないことが多いから。それって結局、不自由だということなのです。

  • 自由な仕事とは?番外編

ある無人島に一人の少年が暮らしていました。彼は朝、目が覚めたら釣竿を持ってその日の必要な分の魚を釣り、楽しく暮らしていました。ある日、大富豪がその無人島を訪ねました。大富豪は少年をとても気に入って都会での起業をすすめたのです。

大富豪は言いました。「貧しい生活から抜け出して大金持ちになるんだ。」

少年は大富豪に聞き返しました。「大金持ちになったらどうなるの。」

大富豪は「大金持ちになったら自由な暮らしができるんだよ。たとえば朝から1日中ぼーっと釣りをすることもできるさ」

少年は島を出て起業することはありませんでした。これまでと同じように楽しくその日、必要な分の魚を釣って暮らしています。

ちょっと脱線しましたが、わたしたちが住んでいるのが無人島だったら自由を手に入れることはさほど難しいことではありません。しかしながら現実には生活費というものがいります。ほかにも税金だって払っていかなくてはならないのです。ようするに稼げなくては自由になれないのです。それにしても幸せって何なのでしょうね。

  • 自由な仕事とは稼げる仕事

自由な仕事とはフリーランスやノマドワーカーが思い浮かびます。しかし稼げていないフリーランスやノマドワーカーほど不自由なものはありません。なぜなら朝早くから夜遅くまで仕事をやり続けなければならないのです。

会社員に戻った方が自由な時間ができるかもと思っている人たちも多いでしょう。そういった意味では「稼げているかどうか」で同じ自由業でも雲泥の差があるのです。

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自由な生き方とは?仕事だけの人生じゃない?

誰もが自由な生き方をしたいと思っているにもかかわらず、多くの人はいろいろなものに縛られて生きています。たとえば仕事は楽しいと思えていますか。もしかして生活のためだけの仕事になってはいませんか。

自由な生き方という言葉にフォーカスしていますが言い換えれば「自分らしく生きる」ということです。生活のための仕事、そして仕事だけの人生に陥るのはあまりにももったいないことなのではないでしょうか。

  • 時間の自由

時間の自由を手に入れることで、世界は広がります。会社に縛られて人生のほとんどを過ごすのはほんとうに望んだことでしょうか。そう考えるとわたしたちが自由にできる時間というのはあまりにも少ないです。好きな時にショッピングして、行きたいときに旅行する。そんな自由な時間を持つことができれば人生が変わるかも知れません。

  • 財布の自由

わたしたちは経済的な不自由を持っています。国民の平均年収400万円といいますが、多くの人は実際には200万円や300万円で1年間をすごすのです。もし財布の自由があったらどうでしょうか。あきらかに人生は変わるとは思いませんか。

ふと気づくと何かを買わなくてはならない時に優先順位が商品の安さになっていることに気づくでしょう。本当は商品の価値、好み、直感で選んでいたのにいつの間にか「安いのはどれ?」そんな風になってしまっています。

  • 場所の自由

仕事をする場所に縛られていることに不思議を感じませんか。もし今と同じ給料があって働く場所が自由でいいと言われたら幸福感を感じるのではないでしょうか。

わたしたちはお金に縛られて場所に縛られて生きていることにあらためて気づかされます。毎日好きな場所で好きな時間を過ごすというのは大きな幸せの形だといえるでしょう。

  • 心の自由

普段は考えないようにしている心の不自由についてどう思いますか。自分を取り巻くいろいろな事をわたしたちは考えないようにする習慣がついています。すべて「そういうものだから」と。

しかし心が自由であればもっと感受性豊かに感情豊かに暮らせたはずなのです。やりたいことももっとたくさんあったはずなのにいつの間にか心の自由を失っているのかも知れません。

  • 人間関係の自由

自分のまわりの人間関係をどう感じていますか。もし円満でいい人間関係に囲まれていればそれはとても恵まれているといえるでしょう。しかし多くの人は少なからず望まない人間関係の中で生きています。

お金があれば・・・そう自由が手に入ります。お金を得る手段である今の仕事の形はあなたにとってベストなのでしょうか。お金を得るための「仕事だけの人生」になってしまっていないか一度、立ち止まって考えてみる必要があるかもしれません。

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自由な人生を手にする方法

  • 常識を手放そう

わたしたちが普通に社会に溶け込んでそこそこの収入を得て生きていくために大事なものは「常識」です。あたりまえに朝、家を出て通勤し、定時までしっかりと働く。嫌味な上司に何を言われても「すみませんでした。今後気をつけます。」そう言えるのは常識があるからです。そうして普通の生活を守れているのです。

しかしこの常識がわたしたちから自由を奪っていることも事実なのです。そして「自由な人生がほしい」と思っているにもかかわらず、常識を手放そうとしないのが、多くの人間の在り方だといえるでしょう。

あなたがほんとうに自由な人生を手に入れたいと考えるなら、最初にできることは常識を手放すことです。常識を手放して初めて見える世界に答えが見つかるでしょう。おそらく「なぜ?」という疑問が噴き出してきます。なぜ働くの。なぜ我慢していたの?なぜ、この仕事を選んだの?そういった思いに駆られるはずです。

  • 自由な人生を手にする方法

自由な人生を手にする方法は、自分でお金を作る力を得ることです。それ以外にはないといいきってもいいでしょう。なぜならわたしたちの自由はほとんどの場合、お金を得るために奪われているからです。

会社に属さず、誰にも雇用されずお金を得ることができたのなら、自由は簡単に手に入ります。会社に勤めるということは自由を売り渡す対価として給料をもらうということなのです。自由を売り渡すのではなく自分のスキルに対して対価を得るような仕事に切り替えることで自由はいとも簡単に自分のものとなるわけです。

会社員を否定しているのではありません。会社員は時間の自由さえ我慢すれば給料をもらえるのですから、それも間違っていません。ただ考え方の違いの問題なのです。

  • 自分のスキルに対して対価を得る仕事とは

ここであらためて「スキル」とは何なのかというと、手腕・技量を意味しています。手腕・技量とは物事を行う能力ですね。そしてほとんどの人は自らお金を作るスキルをもっているのです。

そのスキルを活かせていないのは、先ほども取り上げた常識があるからということになります。お勤めするのが当たり前という常識によって会社のためにしかスキルを使えていないのです。たとえば最近になって注目されている「副業」ですが、個人のスキルを発揮する宝庫だといえるでしょう。

自由な人生を手にしたいのなら、無人島で暮らすのでもなく、世界放浪の旅にでるのでもなく副業などでお金を生みだす力を自分のものにすることです。

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株やFXにはリスクが伴います。スキルを活かす副業をしたくても、今すぐ活かせるスキルがない人もいます。でも、時代は便利になったもので、ブログやYouTubeなら、スキルがなくても、リスクを負わなくても、副業を成立させることができます。

自由な生き方を手に入れるために、一歩踏み出してもよいのではないでしょうか。