成功者の習慣と共通点

成功者とは何かについてとある不動産投資家が語っています。成功者とは「明日が楽しみな人」のことなのだそうです。いくらお金や時間に余裕があっても、明日が楽しみではない人は成功者ではないのだそう・・・。

明日が楽しみだという言葉には、奥深い意味が込められていそうですね。あなたは「明日が楽しみ」ですか?

記事の目次

成功者の共通点とは?性格や行動?

成功者といわれる人は経済的にも権威的にも人の上に立つことが多いですが、成功者には共通する性格があるそうです。ではどのような性格が共通しているのでしょうか。

  • 感謝する

成功者といわれる人は成功の原因を見逃しません。大きな成功だけでなく、とても小さな成功までもです。そのためその原因となるありとあらゆるものに感謝しています。珍しいものが仕入れられた店、情報をくれた人に対しても「ありがたい」という気持ちが普通の人よりも強いのです。

  • 謙虚である

謙虚は感謝と似たような感じですが、どちらかといえば成功者は謙虚な態度や行動をしている人が多いです。レストランやバーで偉そうな態度をとっている人はそれほどの成功をしているとは言えないでしょう。もしくは成功が長く続かないタイプです。

  • 献身的である

これも成功者に共通する性格で「人に尽くす」ことをさほど嫌がりません。むしろ手を差し伸べられることがあれば積極的に助けになってあげようとします。もちろん「見返り」を求めたりするような気持からではありません。成功する人はもともとバイタリティが高いため、精神的な余裕があってのことかもしれないですね。

  • 情熱がある

仕事に対して情熱があるから、やり遂げる、諦めない。結果的に成功することになるのでしょうね。少々の苦難をものともしない情熱は間違いなく成功者の性格の共通点です。多くの成功者が苦労を乗り越えることができたのは、やりたいことに対しての情熱が尽きないからなのです。

  • 共感性

共感性はひとつの才能だといえるでしょう。相手の気持ちになるという、一見簡単そうなことですが、じつはとても難しいことなのです。いくら自分が相手の気持ちになっていても、相手がそう感じていなければ意味を成しません。ところが成功者は100%といっていいくらい相手の気持ちになることができるのです。そして共感された相手は成功者に対して心を開くことが多いという結果となっています。

  • 行動力がある

成功者は何につけ「行動」が早いのが共通点です。何かの話が出たらすぐにアポイントを取る、食事に誘えばいつならOKといった具合に返事が返ってきます。この共通点はかなりの確率で成功者の特徴となっています。成功者がすぐに行動しない場合は何かの理由があると考えていいでしょう。

成功者の性格や行動の共通点は、とても理想的です。でも、それは生まれつきのものではないかもしれません。少なからず自分を戒めることで理想の性格を作っている場合もあるのではないでしょうか。そのような考え方をしてみるのも成功者に近づける方法ですね。

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成功者の特徴とは?

  • 成功者はきれい好き

成功者の特徴でひとつ面白いものがあります。それは「きれい好き」ということです。この人は成功しているな、またこの人は絶対成功するという人の家はとてもきれいです。それもムダなものがないことも同じですね。お金持ちの家になるほど家具などが少ないです。確かに置いてあるものは豪華ですがとにかくすっきりとしています。しかも掃除道具や洗剤が少ないのも共通しているように思います。

以前リフォーム会社に勤めている方の話を聞いたことがあるのですが、その方は職業柄、差し押さえ物件の整理に行くことも時々あるそうです。そこでかつては会社経営者の家だった豪邸に入るとほとんどの場合、とても「汚い」そうです。そうじは行き届いておらず、物は散乱していえるのだとか・・・。運気とかツキが放れていってしまう暮らし方というのは確かにあるのですね。

それと家ではないのですが、知り合いの社長の車に乗せてもらった時に感じたことがあります。外観はもちろんのこと車内もやはりとてもきれいでした。こういう人は汚さないように乗っているのかなって思ったのですが、特に気遣わず普通に使用されていました。しかしハンドルをタオルで拭いたり、ダッシュボードのほこりを払ったりとこまめにそうじされていたのが印象的だったです。車は白のメルセデスAMG SL 63でした。

  • 成功者は時間にシビア

成功者は自分の時間をとても大切に考えている特徴があります。仕事の時間も遊びの時間も読書の時間も同等に大事にしているのが一緒に行動するとわかります。自分の時間を大切にする分、他人の時間にも敏感で待ち合わせなど遅れるといったことは、とても少ないです。

それから、大方の場合、次にすることがきっちりと決まっているというのも大きな特徴です。そのせいでしょうか、去り際がとても潔いし早いですね。

  • 成功者は楽観的

成功者というのは神経質そうに見えても、楽観的な人が多いです。楽観的であることで、普通の人ならしんどいと思うことも、とくにへこむことなく淡々とこなしているように見えます。成功者はどこかで成功することだけにフォーカスした感覚を持ち合わせているのではないかと思うくらいです。

「失敗したらどうしよう」「うまくいかないのではないか」そのようなムダな思考がなく常にうまくいくと信じていることが感じられます。思考する段階では悲観的なくらいに慎重に計画し、行動する時点では楽観的に突き進むのが成功する秘訣かも知れませんね。

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成功者の習慣は?朝が違う?

ここまで成功者の共通点や特徴を見てきましたが、それらを取り入れることで成功者に近づけるかといった疑問をお持ちの方もおられると思います。答えはYesです。成功者には明らかに成功するだけの理由があるのです。そこでもうひとつ成功者のほとんどが実践している習慣をここで取り上げたいと思います。

それは「朝の時間の使い方」です。成功者は自分の時間を大切にしていると書きましたが、とくに朝の時間を大事にしています。これは世界中の成功者に共通する事柄ですので是非取り入れてみてはいかがでしょうか。

  • 読書をする

読書をよくするのは成功者の特徴ですが、早朝を読書の時間にあてているというケースがとても多いのです。なぜなら、早朝は誰にも邪魔されることなく好きなだけ本が読めるからというものですが、頭が最も冴えている時間に知識を入れることで記憶にも残るのだといいます。

  • 1日のスケジュール、段取りをする

成功者は朝に仕事のほとんどを終えてしまうといいます。起きたらその日のスケジュールを見直し、打ち合わせの準備などを朝のうちにすべて済ませておくのです。朝に段取りを済ませておくことでやるべき事が整理され、ムダなことをしなくてよくなるのです。

  • そうじする

前の晩に片付け切れなかったことなど、朝起きるとすぐにそうじしてしまいます。成功者はほんとうにそうじ好きです。そしてすっきりとした部屋で気持ちよく1日を始めるのが日課となっています。

  • ストレッチ・ヨガをする

成功者は健康も大事にしています。そのため、朝に運動をするという人は多いです。ストレッチやヨガなどをして、血流をよくし自律神経を整えます。散歩に出かけたり家の周りを運動がてらそうじして回る人も多くいるようです。ハリウッド女優のグウィネス・パルトローさんは朝ヨガ派だといいます。

  • 瞑想する

深呼吸をしてリラックスする時間をつくることで、その日のイメージがよくなるといいます。瞑想には「前向きになれる」、「記憶力がよくなる」などの様々な効果があるといわれています。瞑想といえばアップルの創業者スティーブ・ジョブスが有名ですね。グーグルでは社員研修の一環として瞑想が取り入れられているそうです。

瞑想は脳が休息できる唯一の方法とまでいわれていて、朝に瞑想を取り入れることで新しい1日を脳のリセットから始めることができるのです。成功者の朝の習慣はいかがでしたか。取り入れられそうなものはどんどん実行してみてください。何かが大きく変わるかも知れません。

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成功者の考え方とは?

成功者とそうでない人の違いはやはり「考え方」が大きく違うことでしょう。同じことが起こっても全く違う考え方をするというのは興味深いことです。

  • 成功者は自己中心的である

自己中心という言葉にはマイナスイメージがありますがじつは悪い意味ばかりではありません。「主体的」といえばわかりやすいでしょうか。成功者は自分に起こったことに対して他人のせいにするといった発想を持っていません。常に自分が中心にあるので、トラブルなどがあったとしても事実として受け入れ、「自分がどうするべきか」に集中しています。

反対に成功しない人は、必死になって「自分以外の事」にうまくいかなかった理由を探すのです。自分以外に理由が見つかれば「自分は悪くない」と安心できるからですが、その時点で成長が止まってしまうことになります。

  • 成功者にはマイナス思考がない

マイナス思考がよくないとされるのは、人間としての「波動」が悪くなるからです。ですが、「やる気のなさ」「ひがみ」「疑い」などのマイナス思考に苛まされることはよくあることです。ところが成功者にはネガティブな発想がもともとないのです。

人生の矢印が最初から成功へと向かっていて、その場所まで行く方法を考えることに興味があるだけで、それ以外のマイナス思考が何の役にも立たないことを知っているからです。

要するに「ポジティブに考えなくては」という感覚すらありません。そのため「波動」に淀みや弱さがなく、欲しいものを引き寄せることができるのです。

  • 成功者はルーティーンにまかせる

成功者は自分をシステム化することで、目標の達成を自分のものにします。目的のために正しいこと、正しくないことをふるいにかけたら、後は正しいことを毎日同じリズムで繰り返しているところがあるのです。たとえばイチロー選手はまさしくルーティーンの人です。小学校のころから変わらずストレッチ、ランニング、素振りを同じように繰り返しています。正しいことしかしないわけですから、最短で上昇することができるといえるでしょう。

  • 成功者は非常識

非常識という言葉も一般人からすれば、悪い意味でしか使いませんね。ですが成功者はみな、非常識です。もちろん、失礼であるとか社会通念がないといった意味ではありません。ただ発想や取り組み方に枠がなく、常に非常識です。これも自己中心な考え方を持っているからできることだと思います。普通の人が思いつかない方法や、考え方で目標を達成しているのです。

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成功者は孤独?

成功者が孤独なのか、孤独だから成功者になれたのか・・・。難しいところですね。ですが成功者には好んで孤独でいる人が多いのも事実です。

  • 孤独な時間が成功者を作る

成功者が孤独だと言われているのは、「自分の時間」を大切にしているからです。成功者にとって「読書の時間」「瞑想の時間」「アイディア発想の時間」はとても大切なものですが、それらの時間は一人の時に得ることができるものです。多くの人が友達と飲みに行ったり、カラオケにいったりする時間を成功者はひとりで過ごします。

  • 一般的な感覚の影響を避ける

成功する人は他の人と同じことをしないから成功したといえるでしょう。誰もがやらない方法で目標を達成するのが成功者のやり方です。そのため、常識にとらわれない発想がいつも頭の中をめぐっているでしょう。ところが多くの人からは常識的な話しか聞くことができません。一般人といることで成功者に必要な「非常識な発想」が邪魔されることを避けているのです。

  • 成功者は孤独が好きなの?

人間はみな孤独です。ですが、孤独を受け入れることを無意識のうちに避けているのです。そのため、いろいろな理由を見つけては「群れる」のです。ですが「群れ」として正しいのは「家族」という形だけだといえるでしょう。尊敬する人の話を聞いたり、友人と交流したりすることは貴重な時間ですが、必要以上に群れていたら自分を成長させる時間が無くなってしまいバランスを欠いてしまうのです。

成功者はそのことをよく知っているので、バランスを崩してまで群れることをしません。すなわち、孤独が好きなわけでなくムダなことをしないだけなのです。

  • 成功者は孤独に見えるだけ

孤独というと何やら闇を背負っているようなイメージですが、孤独というのは結局、「自分を見つめることができている」ということなのです。だから成功者が「寂しい」とか「友達がいない」というのとは全然違うといえます。Win-Winでいえば、孤独な人同士がいちばんの友人になれるのではないかと思うのです。自分を見つめられている自立した大人同士という風に解釈すると釈然とします。

それよりも群れていても孤独な人は孤独だし、ひとりでいても自分を成長させている人は孤独とはいわないのではないでしょうか。

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成功者の名言

●限界は私たちの心の中にしかない。想像力を働かせれば、可能性は無限になる。

<ジェイミー・パオリネッティ>

●これまでとまったく同じことをしていたら、全く同じ結果しか得られない。

<トニー・ロビンス>

●自分の夢をつくりなさい。さもなければ他の人間に雇われて、彼らの夢をつくるはめになる。

<ファラ・グレイ>

●努力が効果をあらわすまでには時間がかかる。多くの人はそれまでに飽き、迷い、挫折する。

<ヘンリー・フォード>

●考え込んでる時間があったら何かやればいいんだよ。なにもしないでいるなんてもったいない。

<所ジョージ>

●「運」ってやつは、たえず変わる。いま後頭部にがんと一撃くらわせたかと思うと、次の瞬間には砂糖をほおばらせてくれたりする。問題はただひとつ、へこたれてしまわないことだ。

<A・シリトー>

●いくら儲けたいの、いくら儲けねばならんのと、そんな横着な考えでは人間生きてゆけるものではない。

<豊田佐吉>

●森の中で道が2つに分かれたので、あまり人の通っていないほうを選んだ。それがどれほど大きな違いを生んだことか。

<ロバート・フロスト>

●これは世界におけるあなたの場所、あなたの人生だ。さあ行って、できることをやりつくし、自分の生きたい人生にしなさい。

<メイ・ジェミソン>

  • ぼくはキャリアを通じて9000回以上のシュートをはずした。300回近い試合に負けた。勝敗を決するシュートを託され、失敗したことは26回ある。人生で何度も、何度も、何度も失敗を重ねてきた。だから成功できたんだ。誰もが才能を持っている。でも能力を得るには努力が必要だ。ただプレーして、楽しく試合をすればいい。

<マイケル・ジョーダン>

  • 成功するには、成功への情熱が失敗への恐怖より強くなければならない。

過去は亡霊であり、未来は夢だ。ぼくらには今しかない。

<ビル・コスビー>

  • そろそろ自分を信じていい頃だ…。今の君はもう十分あの頃を越えているよ。

<スラムダンク安西先生>

  • ぼくが5歳のころ、母は幸せこそが人生で一番大切なのだといつも教えてくれた。学校で大きくなったら何になりたいか書きなさいと言われ、ぼくは「幸せ」と書いた。みんながおまえは課題をわかっていないと言うので、ぼくはあんたらは人生がわかっていないと答えた。

人生とは、あれこれ計画を立てるのに夢中になっている間に、ぼくらの身に起きていることだ。

<ジョン・レノン>

名言は時には大きな勇気を与えてくれるものです。解釈によってはとても深いものがありますね。どれかひとつでも人生の「きっかけ」になるような名言を見つけておくことは「知恵」となります。

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出典:https://yonelabo.com/meigen