「5s」という言葉はご存知でしょうか。
5つのS…整理、整頓、清掃、清潔、しつけの頭文字をとったものです。
私は、今は会社に属していませんが、20代前半までは会社員で、この5sに関わる仕事もしていました。
会社がこの5sというものに取り組んでいるのは、もちろんメリットがあるからであり、リターンが望めるからです。
これを個人でも活かすことができます。
記事の目次
5sの目的
私は食品会社に勤めていたので、整理整頓はもちろん、食品を扱うために掃除をして清潔に、さらにはパートさんの管理としてしつけも行う立場にいました。
こういった会社が5sを実践する目的としては、仕事中での「無駄」「ムラ」などを省き、仕事でのエラーを未然に防ぐ、安全の確保などがあげられます。
こちらは、短期的な目的ですが、長期的には「チーム力の向上」そして「生産性の向上」「思考の整理」などが目的です。
こういった会社が行っている5sを私たちの普段の仕事や作業の際にも活かすことができます。
5sを自分のビジネスに活かす
以前、弟子日記で私の親戚の家は、整理整頓がされていて、無駄なものがない家だったというお話をしました。
そこで、断捨離についてお伝えしたのですが、無駄なことにエネルギーをとられないためにも、「物」も「事」も断捨離する必要があります。
例えば、普段作業をしている机の上に不要なものはありませんか。
稼いでいる人ほど仕事がたくさんあるので、パソコンのデスクトップがファイルまみれになってそうって思いませんか.。
でも実は真逆で、稼いでいる人は、机の上には無駄なものがないですし、パソコンのデスクトップがきちんと整理されています。
パソコンのデスクトップに無駄なファイルがなく、きちんと整理されていて、パソコンの待ち受けの画像がよく見えるという状態です。
普段の生活から5sが身についているので、生産性の高い仕事ができているのです。
例えば、デスクトップがファイルや画像まみれだったら、探すのに時間がかかりませんか?
本棚も整理されてなかったら、本を探すのに時間がかなりとられてしまいますよね。
つまり、整理されていない状態は、無駄なエネルギー&時間がとられて生産性が悪くなるのです。
たかがデスクトップですが、ファイルをきちんと整理するだけでも、作業効率があがっていきます。
簡単なファイルの整理方法としては、まず不要なファイルはゴミ箱に捨ててしまい、二層目、三層目と分けていくといいですね。
例えば、ブログの画像を保存している場合、ブログというフォルダを作ったら、二層目にブログ名、三層目に画像ファイル、とどんどんフォルダを作って細かく分類していくイメージです。
普段の生活の中でも、5sを実践することで作業効率をアップさせることができます。
整理:必要な仕事としなくても良い仕事をわける
整頓:必要なものを使いやすい場所に置く
清掃:綺麗しやすい環境にする
清潔:環境を清潔に保つ
しつけ:ルール化する
これらを意識してみてくださいね。