Instagramリールの作り方|サービスの説明を撮影・字幕・見せ方へ分ける

資料を読み手に合わせて順番へ並べる紙模型

こんにちは。バナナデスクです。

自分のサービスをリールで紹介しようとして、会社説明から撮り始めると、何を見せればよいか迷いやすくなります。たとえば資料制作の仕事なら、肩書きよりも「ばらばらの説明を、どういう順番へ整理するか」を見せる方が、作業内容を具体的に伝えられます。

今回は架空の資料整理サービスを、30秒・5カットへ分けます。短くするために料金や条件を隠すのではなく、動画が答える疑問を一つに絞る作り方です。

一本で答えるのは「何をしてくれるか」

仮のサービスは、既存の説明資料を読み手に合わせて並べ直す仕事です。写真撮影、ロゴ制作、Webサイトの実装まで請け負うものではありません。今回のリールは、その作業の違いを見せます。

「売れる資料へ変えます」と結果を大きく約束するより、「読み手・困りごと・提案の順に整理します」と作業を示す方が、初めて見る人も判断できます。実績を示すときは、許可された事例と確認できる条件を別に用意します。

30秒を五つの撮影カットへ分ける

読み手、困りごと、提案の順でサービス作業を見せる図
説明用の図です。仮の数値や予定は実測・公開結果ではありません。

以下は撮影前の台本です。完成動画やアプリの操作画面は掲載していません。実際に受けた仕事や、動画の効果測定を紹介するものではありません。使用する資料はすべて架空の内容で、録音後に読む速さへ合わせて時間を調整します。

時間 撮影するもの 字幕・ナレーション案
0〜5秒 机に並ぶ3枚の紙。「実績」「料金」「対象」がばらばら 資料は揃っているのに、説明する順番で迷っていませんか。
5〜11秒 「誰に説明するか」の紙を先頭へ置く 最初に、誰が読む資料かを決めます。今回は初めて依頼する教室の先生です。
11〜18秒 「困りごと」「提案」の紙を続ける その人の困りごとと、提供する作業を続けて並べます。
18〜25秒 3ページの見本をめくる。条件の欄を指す 順番と文章を整えるサービスです。撮影やサイト制作は含みません。
25〜30秒 完成した3枚を静止して見せる 読み手、困りごと、提案。この順で、一度資料を並べてみてください。

撮影では、手の動きを大きく速くしすぎず、紙を置いた後に少し止めます。カットの境界に短い余裕を残すと、つなぐ位置を選びやすくなります。30秒に収まらない場合は早口へ変える前に、二つ目のカットの説明を短くするなど、原稿を見直します。

撮る前に、映ってよい素材だけを用意する

本物の顧客資料を裏返して使うより、架空の文字で作った紙を用意します。裏面の透け、机に置いた書類、モニターの通知も確認します。画面収録なら、公開してよい見本だけを開き、不要なタブや通知が入らない状態へ整えます。

音声は画面を撮り終えてから録る方法もあります。手元を見ながら同時に説明するのが難しい場合でも、映像に合わせて必要な文章を決められます。部屋の反響や機器の動作音を確認し、聞き取りにくさを大きな字幕だけで補わないようにします。

編集はカット、言葉、見せる位置の順に

最初に使う5カットを並べ、待機や重複を削ります。次にナレーションを合わせ、固有名詞と条件を訂正した字幕を入れます。最後に、文字が紙の見出しを隠さない位置と、表示時間を調整します。

Metaが提供するEditsは、スマートフォン向けにクリップ単位のタイムライン編集や書き出しを備えるアプリとして説明されています。2025年12月更新の公式発表には、台本・クリップ・メモを組み立てるストーリーボードや文字・字幕の機能も記載されています。2026年10月1日に本文を確認しました。Meta公式・Editsの機能

Instagram内のリール作成画面と、別アプリのEditsは同じ画面ではありません。利用する方を決めてから、素材の取り込み、順番、音声、文字、カバーを確認します。編集途中の下書きがあることと、書き出したファイルを最後まで再生できたことも分けて見ます。

仕事の紹介では、音源の利用範囲も確認する

Instagramのライセンス音楽ライブラリは、公式ヘルプで個人の非商用利用向けと説明されています。一部ビジネスアカウント等で利用が制限され、Sound Collectionは商用利用向けの選択肢として案内されています。曲が検索できることだけで、自社サービスの宣伝に使えると判断しないでください。音楽ライブラリの公式説明

今回の台本は、音楽なしのナレーションで成立する設計です。音楽を足す場合は、利用する曲の条件、配信先、広告へ転用するかを照合します。Editsからファイルを書き出せることと、その中の音楽をすべての媒体へ自由に使えることは別です。

カバーと投稿文でも、同じ説明を約束する

カバーの仮見出しは「説明資料、どの順で並べる?」にします。「必ず売れる」など、動画で説明していない結果を見出しへ足しません。

動画をこの台本に沿って制作した場合の投稿文は、次のように書けます。撮影・編集後の内容と照合して使う文例です。

説明資料の整理は、飾り付ける前に「誰が、何を判断する資料か」を決めるところから。動画では架空の3ページを、読み手・困りごと・提案の順へ並べています。撮影やサイト制作は含まず、構成と文章の整理を扱う例です。

投稿前は、音声と文字を別々に確認する

通常のスマートフォン幅で、紙の見出しと字幕が読めるかを確認します。編集画面を拡大して読めるだけでは十分ではありません。音声を消しても何をしているか追えるか、音声だけでも作業範囲が分かるかを見ます。

投稿後にはカバーの切れ、字幕、音の状態、意図した公開先を再確認します。一本目から演出を増やすより、サービスの具体的な作業を一つ見せる方が、次に何を改善するかも決めやすくなります。