30代・40代サラリーマンの平均月収とお小遣いは、いくら?

自分の年収が平均以上かそれ以下か気になる人も多いのではないでしょうか。どんな職業に就いているかでも年収は大きく違ってしまいますが、ここでは30代と40代のサラリーマンの平均月収と年収などを見ていきたいと思います。

記事の目次

30代サラリーマンの平均月収と平均年収

  • 30代サラリーマンの平均月収と年収

30代サラリーマンといえば、仕事もしっかりとこなせるようになってくると同時に給料に不安を感じて転職する人も多い世代です。自分がどれくらい会社に評価されているかの目安が給料ということになりますので、給料が低ければ当然その会社では自分の将来性が感じられなくなります。

では平均の月収とはどれくらいなのでしょうか。30代サラリーマンの平均の月収は手取りで約30万円。年収にすると480.5万円くらいになります。独身ならまだしも家庭を持つのはかなり厳しそうです。多くの主婦がパートに出るのがよくわかりますね。

子供の教育費などで家計が圧迫される場合が多いため、貯蓄をするためにはほとんどレジャーや趣味などにお金を使うことができないでしょう。ちなみに女性が専業主婦でいるためには夫の給料は2人世帯だと38.1万円以上、子供が1人いる世帯では40.3万円以上となります。

出典:https://woman.mynavi.jp/article/160127-10/

  • 30代男性の年収の悩み

自分の年収の低さが理由で結婚を踏みとどまる人も30代の中にはいるようです。これでは増々日本の少子高齢化は進んでしまうかも知れません。

例えば・・・

女性の方にお聞きしたいことがあります。

自分は38歳独身男です。
旅行が好きで、20代から仕事をしてお金をためて海外に行ってというのを繰り返してきました。
35歳のときから3年ほど海外を旅行して、昨年帰ってきて今年の始めに就職しました。

年収はボーナスが満額出れば600万、万額出なければ560万です。
自分としては今までの経歴とかニュースで聞こえてくるサラリーマンの年収(これを鵜呑みにしてしまったのですが)を考えると「十分な年収だ」と満足しています。

先日友達(既婚男性2人)と飲んでるとき年収の話になり、自分の年収はこれくらいと話すと
「そんなんじゃ結婚できないな」と言われました。

出典:http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2014/0216/643834.htm

というトピックスを見つけました。

多くの方がアンサーしていましたが、世間の反応は

  • 贅沢しなければなんとかいける
  • 専業主婦になりたい人とは結婚は無理
  • 結婚相手に求める年収は1000万円
  • 年収よりも貯蓄額が心配
  • 旅行にお金をかけている場合ではない
  • 38才なら早く婚活した方がいい

といったものです。なかなか世間は厳しいですね。しかもこのトピ主さんは30代の平均以上の年収を得ているのですから、多くの30代が年収のために結婚を躊躇していることが想像できます。

30代でこれから年収を上げていくためには景気のいい業界、業績のいい会社を見極める必要がありそうです。

引用:https://pixabay.com

30代サラリーマンのお小遣い

  • 30代サラリーマンのお小遣い

30代は付き合いも多いのですが、みなさんはひと月にいくらのお小遣いでやりくりしているのでしょうか。新生銀行のアンケート調査では30代のお小遣いの平均は36,846円とのこと。30日で割ると1日1,200円程度になってしまいます。タバコをやめる人が増えるのもうなずけますね。バブル全盛期の頃、お小遣いは平均8万円だったといいますから今のお小遣い事情は実に悲惨です。

  • 30代お小遣いの使い道は?

30代のお小遣いの使い道のトップは昼食代です。牛丼の値段が上がるたびにヒヤヒヤするサラリーマンも多いことでしょう。またお弁当男子が増えているのも昼食代節約のためですね。ではランキングを見てみましょう。

<30代サラリーマンお小遣いの使い道ランキング>

1位:昼食代……49.6%

2位:携帯電話代……20.0%

3位:飲み代……17.0%

4位:趣味の買い物……10.0%

5位:嗜好品代……3.4%

せめて昼食代と携帯電話代はお小遣いとは別にしてほしいと思う人は多いでしょう。

  • 30代サラリーマンがお小遣いを増やす方法

ひと月3万円のお小遣いが8万円になったらどうでしょう。生活が変わると思いませんか。気持ちが明るくなり、飲みに行ける回数もぐっと増えることになります。そこでお小遣いを積極的に増やすことをおすすめしたいのです。もちろんめいっぱい働いているのに「そんな体力ないよ」という方がほとんどですが、お小遣い増額のためがんばって仕事を増やしましょう。

  • 土日のアルバイト
  • ネットショップ
  • ライティング
  • ブログアフィリエイト
  • Youtube動画投稿
  • FX・株

どうでしょう。どれもすぐに始められるものばかりです。人間、週に2日も休まなくても意外に頑張れるものです。「土日は休むものだ」という感覚と習慣を取り払えばまだまだ稼ぐことができる可能性があります。

少ないお小遣いに嘆くことよりも何かにチャレンジすることで、将来が変わってくるかもしれません。まずは月に5万円を稼いで自分に投資しましょう。

引用:https://pixabay.com

40代サラリーマンの平均月収と平均年収

  • 40代サラリーマンの平均月収と平均年収

40代は世間では「脂の乗った」世代だと言われていますが、昔にくらべると年収はそんなに上がらないのが悲しいところです。40代サラリーマンの平均月収は手取りで40万、年収では600万円ほどです。日本はもうバブル時代が来ることはないのでしょうか。ある経済ジャーナリストによるとこの先100年、日本の景気は低迷するとも言われています。

40代サラリーマンに重くのしかかっているのは子供の教育費です。塾や習い事はどこの親御さんも優先して通わせていますし、40代後半ともなると大学進学が控えています。とても自分のことどころではありません。奨学金を申し込む人も増えていて、子供の教育が家計をひっ迫していることがニュースでも取りざたされています。

  • 40代離婚原因の1位は給料が安いこと

浮気や性格の不一致はさておいて、妻が離婚したい理由の1位は夫の給料の低さという結果が出ています。次いで残業の多さや、休みが少ないなどの理由も上がりますが、80%の妻が離婚したい理由に給料の低さを上げているのです。

もっとも不満が強いのが年収300万円未満です。面白いのが年収300万円~600万円では妻の不満は低いのに年収600万円以上になるとまた離婚したいと思う妻が増えています。

引用:http://tabibitojin.com/income_rikon/

  • 奨学金破産の連鎖

40代サラリーマンの給料が低いため、子供が奨学金を受けるケースが増えているといいましたが、そのことによる破産が社会問題となっています。その理由はせっかく奨学金を受けて進学しても卒業後、正規雇用をもらえないことで奨学金を返済することができなくなっているのです。

とくに地方から出てきて一人暮らしをしている場合、手取り14万円程の給料から8万円ほどを返済しなくてはならず、泣く泣く自己破産することを選択せざるを得なくなることもあるのです。そうなれば奨学金の連帯保証人となっている親に返済の義務が発生するのですが、親も返済する余裕がない場合、連鎖的に破産することになるのです。

40代で給料が平均より下回っている場合はこのような事にもなりかねません。将来の計画を家族でよく話し合うことが大事ですね。

引用:http://brava-mama.jp/2017033186555/

40代サラリーマンのお小遣い

  • 40代サラリーマンのお小遣い

家族を支える40代のサラリーマンではなかなか経済的にも余裕のない家庭が多いようです。40代サラリーマンのお小遣いの平均は35,457円となっていて30代のサラリーマンより下回っています。飲みに行くことなどがあれば、おごらなくてはならない立場でありながら30代よりお小遣いが少ないというのは、なんともつらい立場ですね。

40代では同じサラリーマンでもいわゆる「勝ち組」と「負け組」に分かれてしまう世代となります。勤める会社やポストによって給料の額が大きく違ってくることを痛感する年代だともいえるでしょう。自分の自由になるお金が少ないと感じるようであれば、何らかの対策をしなくてはなりません。

  • 40代お小遣いの使い道は?

40代のお小遣いの使い道は30代サラリーマンと同じく昼食代がトップです。お弁当を作ってもらっているサラリーマンはほんとうにありがたいでしょうね。では使い道ランキングを見てみましょう。

<40代お小遣い使い道ランキング>

1位:昼食代……30%

2位:飲み代……25%

3位:ガソリン代……14%

4位:携帯電話代……14%

5位:嗜好品代……7%

6位:雑誌書籍代……6%

7位:趣味の買い物……4%

出典:http://kirrin.work/okozukai-kyuryoaverage/

もうほとんど趣味に使えるお小遣いはないといった状況のようです。一方で会社経営者や自営者はかなり自由に使えるお金を持っています。40代になってようやくこのままサラリーマンでいいのか悩む人も出てくるのです。

40代は老後のことが視野に入ってくることもあり、身の振り方を見返す最後のチャンスだといえるでしょう。そのため40代で起業する人は多いといえます。

  • 40代お小遣いを増やす方法

40代におすすめするお小遣いの増やし方は30代と同じ副業をするというものです。しかし年齢的にも土日にアルバイトを入れるというのは無理があるでしょう。そのためクラウドソーシングやFXなど在宅でできるものになってきます。

なかでもブログアフィリエイトやYoutube動画投稿はしっかりと学べば着実にお小遣いを増やすことができますので、40代から取り組むのはおもしろい試みだといえます。何よりも一度稼げるようになるとコツがわかってくるので時間をかけることなく、お小遣いを稼ぎ続けてくれるのです。

サラリーマンとして働いているとしても、新しいことに取り組む時間はじゅうぶんにあります。週に1度だけと決めて始めるのもいいでしょう。お小遣いだけでなく家族の生活や将来設計にも変化をもたらすかも知れません。そして自分が変われるような気がしませんか。

引用:https://pixabay.com

40代サラリーマンの平均貯蓄額

  • 40代サラリーマンの貯金額

40代での平均貯金額は「家計の金融行動に関する世論調査2016年」によると588万円ですが、これはすべての40代の平均貯金額で、中央値では200万円となっています。中央値とは貯金額の低い順から並べた時に中央にくる値で実際の平均を知る時に用いられます。

40代のサラリーマンの35%が貯金をしていないというデータもあり、日本の生活水準の格差が大きいことを示しているのです。

「家計の金融行動に関する世論調査2016年」では年収別の貯金額の集計がありますので見てみましょう。

  • 年収300万円未満  貯蓄ゼロ50%、平均225万円、中央値0円
  • 年収300万円~500万円未満………..貯蓄ゼロ2%、平均423万円…….中央値70万円
  • 年収500万円~750万円未満………..貯蓄ゼロ4%、平均637万円…….中央値425万円
  • 年収750万円~1000万円未満………貯蓄ゼロ2%、平均1069万円…..中央値820万円
  • 年収1000万円~1200万円未満  貯蓄ゼロ7%、平均1067万円…..中央値620万円
  • 年収1200万円以上……………………..貯蓄ゼロ0%、平均23647万円…中央値2100万円

出典:https://allabout.co.jp/gm/gc/469004/

40代は老後に備える大事な時期です。貯蓄がもしできていないのなら生活費を見直す必要があります。食費、衣服代、レジャー代など切り詰められるところから節約を徹底していくことが最優先となるでしょう。

  • 貯金ができない人の5つの特徴

1.先に貯金額を取っておかない

貯金額は給料をもらったら最初に取っておかなくてはなりません。「使って余ったら貯金しよう」では貯金ができないのです。

2.家計簿をつけていない

何にいくら使っているか、そして臨時の出費はいくらくらいになるかといったことを把握していない人は貯金ができにくいです。年間を通して家計簿をつけることで、前の年のお金の流れから今年の臨時出費を想定しておきましょう。

3.コンビニをよく利用する

コンビニにいくとつい雑誌やお菓子が目に入ってしまい、余分にお金を使ってしまうことになります。飲料などはドラッグストアで買う、お菓子はスーパーで買うという風に決めておくといいでしょう。

4.財布の中身を把握していない

今、財布にいくら入っているか把握していない人は、総じて財布のひもがゆるい傾向にあります。最低でも千円単位までは把握しておきましょう。

5.外食が多い

外食が多い家庭も貯金ができていないことが多いです。やりくりすれば1杯のラーメンで3食分は作れます。食生活の面でも外食はいいとはいえません。家庭で健康的な食事を作るようにしましょう。

引用:https://toranet.jp/contents/money/income/9655/