引きこもりでもニートでもできる・稼げる仕事はある?

ニート問題は日本にとっては重要な課題となっています。特にニートの親の高齢化による負担増、また親が亡くなった後にどうやって生計を立てていくかといった現実的な危機が迫っているのです。

記事の目次

引きこもり・ニートでもできるバイト

引きこもり・ニートには期限があると考えてください。期限というのは引きこもっているニート本人の対応力が衰えていく期限です。人によって差はあるものの、引きこもる時間が長くなればなるほど、社会に対する対応力が無くなっていきます。

そうなってしまうと本人が思っている以上に社会に戻るのが辛いことになってしまいます。そのためバイトでもいいので出来るだけ早く社会と関わりを持つようにすべきなのです。

  • 深夜の仕事から

引きこもりやニートにおすすめしたいのが深夜の仕事です。基本的に通勤途中で知り合いに会うこともありませんので気が楽だということもありますが、深夜は時給が高いので、その分、働く時間を短くすることができます。

少しでも楽をして細く長く続けられるようにすることの方が大事です。深夜の仕事ではネットカフェ、ゲームセンター、郵便局の仕分け業務、工場組み立て、ガードマンなどがあります。

  • 単発のもの

引きこもりやニートで長い間他人と話していない場合は人間関係がなるべくない方がいいでしょう。そのためには単発のバイトがおすすめです。イベント会場設営、治験バイト、覆面捜査員、交通量調査などは特に人間関係を必要としません。中でも治験バイトでは医療関係者としか話をする必要がありませんので、ストレスがないと思われます。

  • 在宅でできるバイト

外に出るにはちょっと勇気がいるという方は在宅でできるバイトから始めるのがいいでしょう。データ入力や動画の編集などパソコンができれば比較的簡単な在宅のバイトは見つかります。また物を作って売るという方法も在宅でできる仕事になります。プラモデルなどもお金になるようですので試してみてはいかがでしょうか。

  • 自分を追い込む

引きこもりやニートで本当にお金が必要となった場合、辞めるに辞められないバイトを選ぶのもひとつの方法です。学生などに人気のリゾートバイトが該当します。勤務地はできるだけ家から遠いところがいいでしょう。北海道や沖縄でも求人があり好きな地方が選べます。

泊まり込みで働くことで目が覚めたら自動的にバイトが始まることになるので四の五の言う暇もありません。リゾートバイトは時給もよく生活費もかからないためお金を貯めるにはとてもいいと言われています。

いかがでしたでしょうか。引きこもりやニートでもできるバイトはいくらでもあります。要は本人次第ということになるのです。引きこもりやニートは自分が人と変わった人間だと思い込んでいる場合が多いですが、世間には変わった人がたくさんいます。臆病にならず思い切って家を出てみましょう。

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引きこもり・ニートでも大丈夫な就職

  • 引きこもりやニートに必要な就職の条件

引きこもりやニートにとって最も大事なことは「ホワイト企業」に就職することです。しかし世間から遠ざかって就職状況に疎いだけあって、ブラック企業を選んでしまいがちなのです。そのため求人票の条件には気をつけるようにしましょう。

◆正社員である

◆社会保険完備

◆借り上げ社宅有り

◆残業手当有り

◆休日勤務手当有り

◆賞与有り

◆年1回昇給

これらの条件は大事になってきます。

  • 引きこもりやニートに適した職種

引きこもりやニートであれば職種を選ぶことも重要です。条件がいいからと飲食業やサービス業を選ぶのは避けたほうがいいでしょう。もちろん自分のやりたいことをするのが一番ですが自分が人より繊細であると感じている人は最初からなるべく長く勤められる職場を見つけることが大事になってきます。

◆IT

◆製造

◆食品

◆配送

◆介護

これらの職種はいかがでしょうか。求人も多いですのでさまざまな条件から自分にあったものを見つけておきましょう。

  • 引きこもりやニートの就職はサポートが安心

引きこもりやニートでも就職し社会復帰できた人はいます。ですが気をつけなくてはならないのは、就職する会社がどういうところかということです。ただでさえ、ブラック企業が横行し健全な働き手でさえ、うつになって引きこもることが多くなっているといいます。

そのため自分で就職先を探す前に公的な「引きこもり支援」を利用するのがいいでしょう。全国90ヶ所にある「地域若者サポートステーション」ではニートや引きこもりの職業的自立支援を行ってくれています。

また民間でもニート・フリーター・短期退職者専門の無料就職支援口座を開催しているところが多くありますので、遠回りになるかもしれませんが、優良企業に就職するためにまずは相談に行ってみましょう。

就職ができたら、まずは慣れるまで少々しんどくても頑張ることが大事です。体力も落ちていることが考えられますので、毎日が辛いかも知れませんが、簡単にあきらめることのないようにしたいものです。就職した時点でもう引きこもりでもニートでもありません。自分の人生に自信を持って生きていくことができるでしょう。何より親不孝をしなくて済むのがとてもうれしいことです。

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ニートでも就職できる?結婚できる?

  • ニートの定義

厚生労働省によると「ニートとは15才~34才の失業者または無業者の中で学生や主婦を除き就職活動を行っていない者」とされています。しかし実際にはすでに50代のニートも存在することで深刻な状況になっているのです。

またニートとひとくくりに言ってもすべて同じように「働く意思がない」というだけではなく、3分の1以上のニートは「精神疾患」であることがわかっているのです。

  • ニートが入院するケース

ニートの多くはうつ病になっていることが多いです。うつ病になると人付き合いが苦痛になり身体的にも頭痛や不眠症など日常生活を送ることが困難になる場合があります。うつ病の治療としては薬物療法、精神療法、休養が有効だと言われていますので当然うつ病が治るまでは就職するのは難しいでしょう。

就職することでさらにうつ病を悪化させてしまうと、「自殺願望」が出てくるようになり入院が必要になるのです。こうなってしまうと就職どころか長期の休養が必要となり結婚も難しくなります。

またうつ病のような心の病の他、統合失調症といった精神疾患が原因でニートになったというケースもとても多いです。統合失調症とは不安や緊張感に見舞われる病気でひどいときには幻覚や妄想に支配され周囲とのコミュニケーションが取れなくなります。最近では薬で日常支障のない生活を送れる場合もありますが、認知機能障害を伴うこともあり社会的な生活を送ることができないこともあるのです。統合失調症というのは昔でいう「精神分裂症」のことになります。

  • 心の病や精神疾患でないニート

ニートの中には心の病や精神疾患を持たない健常なニートもいます。いわゆる「怠け病」に属するタイプです。このニートたちには深刻さがほとんどなく、どちらかといえば性格の明るい人が多いのです。

特徴としては「面倒くさがり」「ネットではコミュニケーションを取ることができる」「ゲームにはまっている」「親が経済的に豊か」といった傾向があります。働いていないのですからほめられたことではありませんが、このタイプのニートは社会復帰することができるのです。

心の病や精神疾患を持っていないということで、就職も結婚も可能となります。あとは生活力をつけるだけだといえるでしょう。同じニートでもニートになった原因によってはかなり深刻なケースがあることをおわかりいただけたかと思います。本人の意思でなんとかなる場合とどうにもならない場合があるのです。

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引きこもり・ニートでも稼げるようになる?

ここでは心の病や精神疾患のないニートについて語っていきたいと思います。心の病や精神疾患のない人がどうしてニートになったかというとそれにも理由があります。引きこもりやニートになってしまった人は、傷つきやすく、感受性が強い傾向があります。

そのため対人関係では人一倍ストレスを感じるのです。そしてそんな自分や環境から逃げたくなり部屋に引きこもってしまうということが考えられます。しかしもともとの繊細さから優秀な人物が多いのも特徴です。

頭脳的にも、物事に対する対応力も人一倍優れている人がニートになるというのは不思議な気もしますが、きっと世間の「人の心に土足で踏み込むようなガサツさ」に嫌気がさしたのかも知れません。そのため今は仕事をしていない引きこもりやニートでもかなり稼げるようになる可能性を秘めているのです。

  • 引きこもり・ニートが稼げるようになる仕事:小説執筆

ニートに是非、取り組んでほしいのが小説執筆などの仕事です。独創性のあるストーリーで人気の出るような作品を作ってみましょう。出版社の大賞を狙うのもいいですがキンドルに登録しておくと無料でダウンロードされるたびに収入が発生します。

  • 引きこもり・ニートが稼げるようになる仕事:ブログアフィリエイト

ブログアフィリエイトの一番の難点はすぐに稼げないためサラリーマンなどが取り組む場合には仕事を辞められない上にブログを書く時間を確保できないことです。そのため多くのサラリーマンは稼ぐ前に辞めてしまうことが多いのです。

その点、引きこもりやニートならかなり有利にブログアフィリエイトを始められるでしょう。時間があるというのは、素晴らしいことです。

  • 引きこもり・ニートが稼げるようになる仕事:Youtube

引きこもりやニートの場合、ネットに精通していることが多いです。そのためマーケティングが上手いといえるでしょう。Youtubeでどのような動画がトレンドなのか、またアクセスを増やすにはどうすればいいのかを知っているのです。

そのようなニートがYoutube投稿をしないのはとてももったいないです。もしYoutubeで稼げるようになれば一生引きこもっていてもいいのですからやらない手はありません。

引きこもり・ニートは普通に働いている人よりも稼げるようになる可能性が高いことがあげられます。今、ニートでいられるうちに次のステップに進みましょう。親の世話にならずに生活できるようになれば、もうニートではなくなるのです。

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