ChatGPTへ資料を添付できないときの確認順|形式・容量・権限を分けて調べる

画像・文書・表の紙模型と上向き矢印の箱でファイル添付を表すイメージ

こんにちは。バナナデスクです。

PDFを渡したつもりなのに、ChatGPTが「内容が分かりません」と答える。そんなとき、ファイルを何度も添付し直す前に、どこまで進んだかを見てみましょう。ファイルを選べない場合と、送信後に文字を読めない場合では、確認する場所が違います。

この記事では、添付の入口、送信、内容の読み取りを分けて調べます。小さな自作PDF2種類とCSVも用意しました。元の資料を大きく変える前に、問題を絞るための教材として使えます。

まず、選択・送信・読解のどこで止まったかを見る

添付ボタン、送信、内容の読解という三段階で止まった場所を分ける図
段階の分類は原因の確定ではありません。エラー文と利用環境を残して調べます。
止まっている場所 最初に残す情報 次に確認すること
添付ボタンがない・選択できない 利用画面、アカウント、チャットの種類 その画面で添付を利用できるか、組織の設定
選べるが送信が完了しない エラー文言、ファイル名、種類、サイズ、発生日時 対応形式・利用枠・通信・サービス状況
ファイルは表示されたが内容が不明 読めないページ・表・画像、返された回答 文字を含む資料か、指定範囲を正しく読めたか

これは原因を決めつける表ではありません。たとえば「送信失敗」という表示だけで容量超過と断定はできません。画面の言葉を正確に残し、いくつもの設定を同時に変えず、確認を一つずつ進めます。

使っている画面とファイルの実体を確認する

OpenAIの利用案内では、文書、プレゼンテーション、表、PDF、画像、データ書き出しを文脈として添付できると説明されています。ファイルを扱う公式資料は、ウェブとデスクトップなどでプレビューや確認方法が異なることも示しています。

ただし、この添付概要だけでは、利用中のプランの上限、あらゆる拡張子、個別エラーの原因まで確定できません。容量や回数に関する表示が出た場合は、その画面と現在のプランに対応する公式案内を確認します。APIの入力制限をChatGPTの添付上限として使わないでください。

ファイル名が「資料.pdf」でも、拡張子だけを変更したファイルや、保存途中で壊れたファイルではないかを、まず普段の閲覧ソフトで開いて確かめます。クラウドのリンクを貼った場合は、実ファイルの添付とは別に、接続先のアカウントでその資料を読めるかという権限も関わります。

パスワードで保護された資料を渡す必要があるときは、元の管理者や組織の方針に沿って、必要な範囲を提供する方法を決めます。内容を読ませるために不要な共有範囲へ変更することは避け、確認に使うファイルは機密を含まない小さな見本にします。

小さい3種類のファイルで、条件を分けて試す

今回作った見本は次の3つです。PDF2種類は同じ見た目ですが、一方は文字を含み、もう一方はページ全体を画像として格納しています。CSVは別の架空月次データで、PDFとは内容が異なります。

ファイル 内容 実ファイルのサイズ
text-sample.pdf 1ページ。参照番号CHECK-59、12部×税込500円=税込6,000円 45,498バイト
image-sample.pdf 上のPDFと同じ見た目の、画像だけの1ページ 58,326バイト
monthly-sample.csv 見出し1行+12か月。4月の数値は空欄 224バイト

ローカルのPDF処理ライブラリで抽出すると、文字を含むPDFからは134文字、画像PDFからは文字が0文字でした。これはファイル内部の確認であり、ChatGPTが画像PDFを読めないという結果ではありません。画像を読み取る処理が利用できるかは、実際の機能と画面で別に確認します。

3ファイルが開けること、PDFの見た目、CSVの13行と4月の空欄は確認しました。ChatGPTへの添付成功、失敗メッセージ、アップロード上限を測定した実験ではありません。

添付確認用の架空PDF2種とCSV(ZIP)

試すときは、まず見本を1つだけ添付して送信完了を確認し、「参照番号、数量、税込合計を資料のまま答えて」と依頼します。添付されたという表示と、CHECK-59、12部、6,000円を読めた結果を別々に記録します。続いて画像PDFでも同じ問いを使えば、ファイルの受け付けと内容の読解を比較できます。

小さい見本が通ったら、元の資料との違いを一つずつ見る

見本のPDFは通り、元のPDFだけ失敗するなら、元の資料の容量、ページ数、保存状態、暗号化、埋め込み画像などを確認する手がかりになります。ただし、見本との違いが複数あれば、どれが原因かはまだ分かりません。

元資料の必要な1ページだけを別名で書き出し、元のファイルを残したまま試す方法があります。画像が極端に細かいなら、読ませたい箇所を識別できる解像度かも確認します。すべてを画像化すると、検索できた文字情報まで失う場合があるため、形式変換自体を万能な対処にしないでください。

小さい見本でも送れない場合は、ファイルだけに原因を絞らず、利用枠の表示、画面の状態、通信、公式の稼働情報を確認します。何度も同じ再送を続けるより、発生日時と正確なエラー文を残すと、問い合わせ時にも状況を説明しやすくなります。

添付できた後は、読めた範囲を小さく照合する

CSVなら「列名、データ行数、4月の値が空欄か」を先に尋ねます。欠けた値をゼロと読み替えたり、見出しを1か月として数えたりしていないかを見るためです。今回の見本のデータ行は12行で、見出しを含めると13行です。

長いPDFでは、最初から全体の重要な判断を任せる前に、特定のページの料金や条件を短く照合します。料金だけ読めて但し書きが抜けていないか、表の列が入れ替わっていないかを確認しましょう。添付ボタンの問題を解決することと、資料を正しく使えることは続いている別の作業です。

相談するときの記録は「ウェブかデスクトップか」「いつ」「どの種類・サイズのファイルで」「どの段階に」「何と表示されたか」が中心です。資料の全内容を貼り直す前に、この5点があるだけでも確認の順番を決めやすくなります。