WordPressの費用はいくら?初年度・更新時・追加機能を分けて計算する

二つの年のカレンダー、サーバー、ドメイン札と支払いを表す紙模型

こんにちは。バナナデスクです。

WordPressは無料と聞いたのに、サーバーの申込画面では数千円の支払いが必要になる。「月額550円」と書いてあるのに、最初に550円だけ払うわけではない。このあたりで、必要な予算が分かりにくくなります。

WordPressの費用は、ソフトウェアの利用、サイトを置く場所、ドメイン、追加機能や保守を分けて考えると整理できます。この記事では自分でサーバーを契約する方式を対象に、実在の公式料金を使った初年度と更新年の計算例を作ります。料金の安さによるランキングや、どのサイトにも合う最安値の断定はしません。

無料のWordPressと、運営費を分ける

WordPress.orgから入手するソフトウェア自体と、公開するためのサーバー契約は別です。ホスティングを含むWordPress.comというサービスもあるため、どちらの費用を調べているかを最初に確認してください。二つの仕組みはWordPress.comの公式比較でも説明されています。

自前のサーバー方式では、サーバーとドメインに加え、有料テーマ、プラグイン、画像素材、保守委託などが必要かを決めます。すべてを最初から有料にする必要はありませんが、無料の機能を使う場合も、更新や不具合への対応を誰が行うかは残ります。

2026年10月1日に確認した料金で、条件をそろえる

計算例には、さくらのレンタルサーバのスタンダードと、さくらのドメインの.comを使います。選定の推奨順位を示すものではなく、支払時期の考え方をそろえるための一例です。以下は日本円・税込で、追加オプションや支払方法に伴う手数料を含めていません。

項目 公式で確認した価格 対象期間・条件
サーバー・スタンダード 6,600円 12か月一括。月額換算550円
同サーバーの別契約例 18,000円 36か月一括。月額換算500円
同サーバー初期費用 0円 公式の初期費用無料表示
.com新規取得 3,220円 1年分
.com更新 3,437円 1年分

根拠はスタンダードの公式料金・仕様、税込表示を明記した料金プラン一覧、.comの公式新規・更新料金です。取得できるドメイン名や契約時の条件を確認し、申込画面の最終金額を照合してください。この記事の確認日以後も同じ料金が続くという保証ではありません。

基本料金だけなら、初年度9,820円・更新年10,037円の例

12か月一括のサーバーと.comを1年ずつ契約する場合、確認日の料金で基本部分を足すと、次のようになります。更新年のサーバー料金は、現在の12か月価格が続くと仮定しています。

  • 初年度:サーバー6,600円+.com新規3,220円=9,820円(税込)。
  • 更新年:サーバー6,600円+.com更新3,437円=10,037円(税込)。

この合計は、すべての事業サイトの年間総額ではありません。制作、保守、有料機能、支払方法の手数料などは別です。また、初年度に選んだ期間や特典が変われば計算も変わります。更新の請求を受け取ったときに、その時点の条件で見直します。

月額換算ではなく、支払予定日を表へ入れる

サーバー12か月一括6,600円と、比較用の月額換算550円を区別する図
さくらのレンタルサーバ・スタンダード、税込、2026年10月1日確認。サーバー分のみで、ドメインや任意機能は別です。

6,600円を12で割ると550円ですが、12か月一括を選んだときの支払いが毎月550円になるわけではありません。基本料金9,820円を12で割った約818円も、比較用の月額換算です。実際のお金を用意する日とは分けて扱います。

下表の日付は、開設準備を説明するための架空の仮置きです。実際の決済日や契約期間を確認した記録ではありません。契約時は請求書・決済案内・契約通知の日時へ置き換えてください。ドメインとサーバーの期限が必ず一致するわけでもありません。

支払予定日(架空) 支払対象 金額(税込) 確定するときの確認
2026-10-15(仮置き) サーバー12か月分 6,600円 実際の決済日・有効期間は契約通知で確定
2026-10-15(仮置き) .com新規1年分 3,220円 利用可能な通常価格ドメインの例
2027-10-01(仮置き) サーバー更新12か月分 6,600円 更新請求を受け取ったら金額と期日を上書き
2027-10-01(仮置き) .com更新1年分 3,437円 サーバーとは別に有効期限を確認

初回だけ無料という条件がある場合は、0円の行だけで終わらせず、次の更新日と更新価格を別の行へ書きます。年払いのテーマやプラグインも同様です。解約しても既に払った料金が戻るか、契約期間が短くなるかはサービスごとの条件なので、返金を前提に資金表を作らないでください。

長期契約は、総額と先払いを両方見る

今回のサーバー価格なら、12か月一括を同じ価格で3回払うと19,800円、36か月一括は18,000円です。サーバー分の差は1,800円ですが、最初に払う額は6,600円と18,000円で違います。長く使う予定、途中の変更条件、手元の資金を合わせて判断します。

36か月のサーバー料金を払っても、1年契約のドメインまで3年分更新されたことにはなりません。どの支払いが何か月分をカバーするかを、項目ごとに見ます。月額換算だけを横に並べると、この違いが消えてしまいます。

追加機能は、必要な仕事から選ぶ

必要な仕事 確認する費用・条件
見た目を整える 無料テーマで足りるか。有料テーマは買い切りか更新制か
問い合わせを受ける フォーム機能の上限、通知、保存、迷惑送信への対応
バックアップ・復旧 保存範囲と期間、戻す操作、外部保守が必要か
決済や会員向け機能 プラグイン代だけでなく決済手数料と運用担当
記事や画像を制作する 内製する時間と外注する範囲。サーバー代へ混ぜない

有料機能を多く入れることが、集客の条件ではありません。必要な機能と管理できる範囲を決め、初年度の一回払い、毎年の更新、利用量で増える費用を分けます。

費用を決める際は「月いくらか」だけでなく、「いつ、何の期間分を払うか」「次の年も同じか」「誰が保守するか」の三つを記入してください。その形で比較すれば、安い表示を見て契約した後に、更新や追加費用で慌てることを減らせます。