Instagramのカルーセル投稿の作り方|比較や手順を最後まで読める順に並べる

比較する二つのカードと順番を示すカードの紙模型

こんにちは。バナナデスクです。

Instagramでサービスの違いを説明したいのに、1枚へ全部入れると文字が小さくなる。何枚かに分ければ読みやすくなりそうですが、今度はどの順番に置くか迷います。

たとえば「相談は5,500円、制作代行は33,000円」とだけ並べると、安い方が選ばれそうです。でも、相談後に自分で書くのか、書かれた原稿を受け取るのかが分かれば、選び方は変わります。比較投稿で揃えたいのは、この判断の物差しです。

今回は架空の文章制作サービスを使い、比較型と手順型を5枚ずつ作ります。スライドへ載せる言葉だけでなく、依頼メモや初稿への返答までつなげてみましょう。

比較と手順では、読み終える目的が違う

料金・納品物・自分の作業で相談と制作代行を比較し、素材から合意、初稿確認へ進む図
比較は料金・納品物・自分の作業を揃え、手順は素材の準備、合意、初稿の確認へつなぎます。

カルーセルは複数の画像や動画を一つの投稿で見せる形式です。比較型なら「自分にはどちらが合うか」、手順型なら「何を用意し、次に何を確かめるか」が読み終えたときの答えになります。

最後まで読ませるために、答えを最終ページまで隠す必要はありません。最初の一枚で題材と要点を示し、次のページで判断に必要な条件を補います。違いを知りたい人へ、いきなり長い申込み手順を見せないようにしましょう。

今回の仮条件は二つです。相談は60分5,500円(税込)で、商品ページ1本の対象と見出しを点検。文章を書き直すのは依頼者です。制作代行は3ページ33,000円(税込)で、提供素材をもとに初稿を作り、1回の修正を経た原稿を納品します。サイトへの実装は含みません。市場相場や実在サービスの料金を示すものではありません。

比較型は、受け取るものと自分でする作業を揃える

二つのサービスを「料金・受け取るもの・自分でする作業」で比べます。2枚目と3枚目は項目の位置を揃え、片方だけ良く見えるような説明を避けます。

枚数 スライドの完成原稿 役割
1 自分で直す?制作を頼む?/相談と制作代行では、受け取るものが違います。 何を比べる投稿なのかを示す
2 相談:自分で直す整理/60分・5,500円(税込)/1ページの対象と見出しを点検。/文章を書くのは依頼者。完成原稿の納品なし。 相談の範囲と自分の作業
3 制作代行:原稿を受け取る/3ページ・33,000円(税込)/初稿+修正1回の原稿を納品。/素材提供と事実確認は依頼者。サイト実装なし。 制作代行の範囲と自分の作業
4 自分の状況で選ぶ/書く時間がある→相談/素材はあるが文章を任せたい→制作代行/素材が未整理→先に準備。 料金以外の選択理由を示す
5 見積もりで範囲を揃える/3ページの内訳と修正範囲。/素材提出・初稿・納品の予定。/追加作業は着手前に確認。 選んだ後の確認事項へ進む

相談には「完成原稿の納品なし」、制作代行には「サイト実装なし」を残しました。相談の説明だけを「丁寧に支援します」と曖昧にすると、完成原稿が届くと誤解されかねません。一方、代行でも素材の提供と事実確認は依頼者に残るため、「すべてお任せ」とは書きません。

4枚目の「素材が未整理」は、無理に二択へ押し込まないための分岐です。価格も提供内容も決まっていない人なら、まず素材を整理する方が先です。この状態を入れることで、5枚目の見積もり確認へ自然につながります。

手順型は、素材を渡してから初稿へ返事をするまでをつなぐ

次は同じ制作代行を選んだ人向けです。ここでは依頼者を「紙の花づくり教室の運営者」、商品ページの読み手を「紙の花を初めて作る大人」と置きます。依頼する人と、その先でページを読む人を分けると、対象者の説明がぶれません。

枚数 スライドの完成原稿 読む人ができること
1 素材→見積もり→初稿/先に前提を揃え、範囲に合意してから制作。/初稿には事実を照合して返事をします。 利用全体の流れを知る
2 ページの読み手を決める/依頼者:紙の花教室の運営者。/読む人:初めて紙の花を作る大人。/完成品は小さな花1本。 誰へ何を説明するかを決める
3 確定と未定を分ける/90分・3,000円(税込)。材料費込み。/開催日は未定。/未定の条件を推測で埋めません。 原稿の根拠になる素材を渡す
4 見積もりで範囲を揃える/紹介・参加の流れ・質問の3ページ。/修正1回。サイト実装なし。/初稿日と納品日も合意します。 依頼する作業を確定する
5 初稿は事実から返す/料金は税込3,000円、材料費込み。/開催日は未定のまま。/表現の希望には理由を添えます。 事実と表現を分けて修正を依頼する

1枚目は全体の流れ、2〜3枚目は素材の整理、4枚目は合意、5枚目は初稿への返答です。「準備3点」と見せておきながら、三つ目だけを契約手順へ変えるような番号の混在を避けると、どこまで進んだかが分かります。

スライドの言葉を、依頼メモへ落とす

実際に相手へ渡す文章では、画像に収まる短い言葉だけでは不足します。同じ仮条件を使うなら、次のように書けます。

紙の花づくり教室の商品ページを依頼したいです。読む人は、紙の花を初めて作る大人。90分で小さな花1本を作る内容です。料金は税込3,000円で材料費込み、会場内で使う道具は貸し出します。道具の持ち帰りと高度な作品制作は含みません。

希望する原稿は「教室の紹介」「参加の流れ」「よくある質問」の3ページです。開催日と会場は未定なので、決まったこととして記載しないでください。サイトへの実装は自分で行います。初稿日・納品日と、修正1回に含まれる範囲を見積もりで確認したいです。

ここで3,000円は教室の受講料、33,000円はそのページを制作する依頼料です。本文でも画像でも、どちらの料金かが分かる名詞を近くに置きます。見積もりに「3ページ」とだけ書かれていたら、この三つの原稿を含むか照合します。

修正回数も、数字だけで合意したことにしません。誤記の訂正、当初の素材に沿う言い換え、別講座への全面変更では作業が違います。今回の仮例では「当初素材に沿った原稿修正1回」を含む条件とし、別講座への変更やページ追加は、着手前に別見積もりを確認します。

初稿への返答は「もっと親しみやすく」で終わらせない

仮に初稿へ「参加費3,500円・11月15日開催」「誰でも必ず美しい作品ができます」と書かれていたら、次のように返します。これは修正方法を示す架空の初稿です。

料金は税込3,000円、材料費込みへ直してください。開催日は未定なので、11月15日は削除し、確定前の原稿では「開催日未定」としてください。

「誰でも必ず」は仕上がりを約束するので削除します。初めての人に作業を想像してもらいたいため、「花びらの形を整え、順に重ねて小さな花1本を作ります」へ変えてください。

価格や日付は元の素材と照合し、表現には変更する理由と代案を添えています。これなら、制作側が「親しみやすさ」を推測して全文を書き直す必要がありません。公開前には、未定だった開催日と会場を確定させ、本文・画像の該当箇所を一緒に更新します。

一枚に、一つの判断を置く

比較型の2〜3枚目では、料金を大きくし、その下へ「受け取るもの」「依頼者の作業」を同じ順で置きます。手順型では、料金比較の見た目を繰り返さず、素材から合意、初稿確認へ進む位置が分かる構成にします。

「素材提出後、当初の素材に沿った修正1回を経て3ページ分の原稿を納品、サイト実装は対象外」を一つの小さな段落にすると、縮小時に読みづらくなります。画像では「3ページ」「初稿+修正1回」「サイト実装なし」を分け、修正範囲の補足はキャプションへ置きます。ただし、料金や対象外の作業など、選び方を変える条件を画像から消さないことが大切です。

見出しだけを順に読んで、各ページの役割が分かるかも確かめましょう。「サービス紹介」「詳しい説明」「さらに説明」では、どこを見れば疑問が解決するか伝わりません。「自分で直す整理」「原稿を受け取る」「自分の状況で選ぶ」なら、進む理由が見えます。

枚数と比率は、現在の投稿画面で確認する

2026年10月1日に確認した公式ヘルプのコンピューター向け説明では、写真と動画を最大20点まとめられます。ただし上限を埋めることを目標にせず、今回の例は5枚で必要な説明を揃えます。フレームの形は全素材で共通です。最初の画像だけで形を決めず、後続の画像も同じ枠に収まるかを確認してください。Instagram公式・複数の写真や動画の投稿

同ヘルプでは投稿後の並べ替え、削除、キャプション・場所・タグの編集が可能ですが、新しい写真や動画の追加はできないとされています。カルーセル内の動画はリールとして扱われず、リールのタブや機能の対象にもなりません。アプリから投稿する場合は利用中の画面も確認します。

制作ファイルを375px幅に縮小して読む点検と、アプリへ取り込んで切れ方を見る点検は分けます。元画像で読めても、投稿時の切り取りで「実装なし」の行が欠ければ、説明する条件が変わります。最初の画像だけでなく2〜5枚目も開き、料金の末尾、対象外の作業、枚数表示を確かめてください。

修正するときは文字を小さくする前に、重複する前置きを削ります。それでも一枚に収まらなければ、同じ判断に必要な条件を一緒に残したままページを分けます。番号を振った画像は、選択順と原稿順が一致していることまで確認しましょう。

キャプションは、画像の条件と次の作業をつなぐ

比較型へ添えるキャプションなら、画像の二つの選択肢を同じ条件で説明します。

文章を自分で直すための相談と、原稿を受け取る制作代行を比べた架空の見本です。

相談は60分5,500円(税込)で、商品ページ1本の対象と見出しを点検。完成原稿の納品はありません。制作代行は3ページ33,000円(税込)で、初稿と当初素材に沿った修正1回を含みます。素材の提供と事実確認は依頼者が行い、サイトへの実装は含みません。

書く時間があるなら相談、素材が揃っていて文章制作を任せたいなら代行、素材が未整理なら準備から。見積もりではページの内訳、修正範囲、素材提出・初稿・納品の予定を照合します。ページ追加や別講座への変更は、着手前に条件を確認します。

手順型では料金比較を繰り返すより、次の作業が分かる文へ変えます。

紙の花づくり教室が文章制作を依頼する、架空の手順見本です。まず「誰が読むか」「何を提供するか」「確定した条件と未定の条件」をメモにします。教室の受講料は税込3,000円・材料費込み。開催日と会場は未定の設定です。

紹介・参加の流れ・よくある質問の3ページを依頼し、制作料33,000円(税込)、当初素材に沿った修正1回、実装は対象外という範囲を照合します。初稿日と納品日も合意してから進めます。初稿には、価格や日付の訂正を先に返し、表現の希望は理由と代案を添えます。

自分のサービスへ置き換えるときは、料金の数字だけでなく、受け取るものと依頼者に残る作業をセットで替えてください。読み終えた人が「私はどちらを選び、次に何を用意すればよいか」まで分かれば、カルーセルに分けた意味が生まれます。