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PHASE 03
思考が未来をつくる
1 思考から行動と習慣が生まれる
すべての現実は思考 根本のルールから生み出される
いかに最新の稼ぐノウハウを学ぼうとも、すべての結果のスタート地点は、あなたの「思考(マインド)」にあります。マザー・テレサの有名な言葉に、次のようなものがあります。
「思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。」
「言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。」
「行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。」
「習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。」
「性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。」
つまり、私たちの人生は【 思考 → 言葉 → 行動 → 習慣 → 性格 → 運命(現実の結果) 】という、ドミノ倒しのような極めて正確な法則によって作られているのです。
今の口座残高や生活に不満があるとき、運や環境だけを理由にする前に、自分がどのような考え方で選択してきたのかを振り返ってみてください。
私は、現在の結果には、過去の思考と、それに基づく言葉や行動が表れていると考えています。
未来という現実を変えたいのなら、表面的なノウハウ(新しい道具)を探し回るのを今すぐやめてください。あなたが真っ先にやるべきは、すべての大元である「今日の思考(脳内の初期設定)」を、意識的に書き換えることだけです。
- 思考
- 言葉
- 行動
- 習慣
- 性格
- 運命
日々の選択と積み重ねが 未来につながる
2 完璧主義という名の行動を遅らせる思い込み
思い込みが、行動の前で足を止めることがあります。
慎重さの裏にある失敗への恐れ
「失敗したらどうしよう」「完璧に理解してから始めよう」と、立ち止まることがあります。慎重に考える姿勢の背景に、失敗して自分の評価が下がることへの恐れがないか、振り返ってみてください。
事業を成長させる見切り発車 60点主義のルール
対して、市場で成果を出している人は、「やりながら失敗を修正すればいい」「60点の未完成でいいから今日中に世に出す」という考え方が徹底されています。ビジネスの世界では、これを『MVP(実用最小限のプロダクト)』と呼びます。 事実、世界を激変させた企業やサービスは、すべてこの「見切り発車」の思考で動いています。
生成AI(ChatGPTなど):
初期の段階では、誤った回答をするなどの課題がありました。それでも公開し、多くのユーザーに使われる中で改善を重ね、市場での存在感を広げていきました。
初代iPhone(Apple):
発売当初は、文字のコピーと貼り付けや、アプリの追加ができませんでした。それでも市場に投入したことで、スマートフォンの新しい基準を築きました。
iQOS(フィリップモリス):
初期モデルには、故障やバッテリーの持続時間などの課題がありました。それでも市場に投入し、改善を重ねることで、加熱式たばこの市場を広げていきました。
スマホゲーム:
不具合や機能上の課題を残してリリースし、ユーザーの反応を受けながらアップデートで改善を重ねる。このような開発の進め方もあります。
Lステップ(私が手掛けた事業):
Phase.01でも触れた、私が共同創業し巨額の利益を得たLINEインフラ事業です。これも最初は「必要最低限の機能」だけでリリースしました。いち早く市場のシェアを取り、そこから集まった資金とデータで組織を拡大し、開発を大きく加速させたからこそ、圧倒的なツールへと成長し、グループ年商50億円規模という巨大な結果を生み出せたのです。
見切り発車の重要性 開拓者の証明
巨大企業も、私のビジネスも、根底のルールは全く同じです。 かつて私が、資金ゼロから稼げる『トレンドアフィリエイト』や、顔出し不要の『YouTubeアフィリエイト』という手法を世に広め、累計5万本以上の大ヒットを記録した時もそうでした。
なぜ私が、この市場における確かなパイオニア(開拓者)になれたのか? それは、YouTubeの黎明期という「まだ誰も正解を知らない、完璧なノウハウなど存在しない時期」に、誰よりも早く「見切り発車」で行動を起こしたからです。
ビジネスで、すべての準備が整う日を待っていたら、いつまでも動き出せません。あのとき私が、「動画編集を完璧に身につけてから」「YouTubeの規約を100%理解してから」と立ち止まっていたら、市場に早く入る機会を逃していたでしょう。
以前、私の教え子に、「ブログの配色に納得がいかない」と言って、1ヶ月たっても記事を公開できない人がいました。他人の成功を見ては、「自分のほうがよいものを書ける」と考えていたのです。私は彼に、60点の出来でもよいから、その日のうちに公開するよう強く勧めました。未完成の記事を公開した彼は、実践しながら軌道修正する方法を覚え、やがて月収200万円を自動で生み出すまでになりました。行動を始めてこそ、改善の道筋が見えるのです。
完璧を求めるあまり、最初の一歩を遅らせないでください。まず始め、経験を重ねながら修正を続けることが、成果につながります。
- まず公開する
- 反応を受け取る
- 修正して続ける
完璧を待つより 実践から学ぶ
3 やる気を待つ前に小さく動く
「今日はモチベーションが上がらないから作業を休む」
気分が乗らない日を、誰もが経験します。大切なのは、その日の感情だけで行動を決めないことです。
行動とやる気の関係を理解する
「やる気が出たら行動する」と考えがちですが、このコンテンツで重視するのは、その順番を逆にすることです。
まず作業を始める。その行動が脳の「側坐核(そくざかく)」への刺激となり、後からやる気につながる。この考え方を、日々の実践に生かしていきます。
掃除から考える行動のきっかけ
最も分かりやすい、あなたの日常の例を挙げましょう。「部屋の掃除」です。 休日に「掃除なんて面倒くさい」とソファでスマホをいじっていたはずが、床に落ちていたゴミを一つ拾って捨てた瞬間、急に何かのスイッチが入り、気づけば汗だくになって部屋中の模様替えまで終わらせてしまった…。そんな経験が誰にでもあるはずです。
小さな行動を先に起こすことで、後から気持ちがついてくる。掃除の経験は、その感覚を理解する身近な例です。
感情を整え 日々の行動を習慣にする
「やる気が出ないからできない」と考えたときこそ、行動を先に起こす方法を試してみてください。
気分が乗らないときも、まずパソコンを開き、短い文章を打ち始める。感情を整えようと待ち続けるより、小さな作業を始めることを習慣にするのです。モチベーションの波に、行動のすべてを委ねないでください。
4 変化の中で現状維持を見直す
学びを止めると相対的な競争力は下がる
収入が少し増えたり、生活が何とか成り立つようになったりすると、「今のままでよい」と考えやすくなります。自分の中にも、慣れた状態にとどまろうとする気持ちがあることを知っておきましょう。
生成AIなどによって、仕事の方法や市場は短期間で変化しています。自分の知識や能力を更新しなければ、相対的な競争力は下がってしまいます。成長を続けることが、今の立場を保つためにも必要なのです。
学び続けることが競争力を支える
下りのエスカレーターを逆走している状態を想像してください。立ち止まった瞬間、あなたは出発点まで一気に引きずり落とされます。
新しい知識やスキルを学ぶ時間を、日々の行動に組み込んでください。変化の速い市場では、学びを止めることが競争力の低下につながります。今の状態を守るためにも、更新を続ける姿勢が必要です。
5 まとめ 小さく始めて修正を続ける
完璧な準備を求めて立ち止まるのは、単なる「逃げ」です。ビジネスの世界において準備が完了する日など永遠に来ません。今すぐ見切り発車で行動を開始してください。
やる気という不確かな感情だけに頼らず、まず短い作業を始めること。その行動を習慣として続けることが、未来の結果を変えるためのマインドセットの出発点です。
次章へ 知識を実践につなげる
さて、完璧主義のクセを排除し、「いざ行動しよう!」と意気込んだあなたに、またしてもあなたの脳が強烈な罠を仕掛けてきます。 パソコンの前に座った瞬間、あなたの防衛本能はこう囁くはずです。 「もう少しだけ、YouTubeで勉強してからにしよう」 「もっと凄いノウハウがあるかもしれないから、別のメルマガも読んでみよう」と。
次章では、人間が行動から逃げるために無意識に作り出す「4つの言い訳」を論理的に見直す、【Phase.04 情報収集から実践へ】をお届けします。
情報を得るだけで成長したと思い込むと、知識が行動につながりません。次章では、その状態を見直し、学んだことを実践するための考え方を整理します。