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PHASE 08
目標を具体的な行動に変える7つの法則
1 願望を具体的な目標へ変える
抽象的な願望だけでは行動は決まらない
「いつか自由になりたい」「明日から本気で頑張ります」。こうした願望は出発点になりますが、それだけでは今日の行動が決まりません。実現に向けて、さらに具体的に考える必要があります。
現在、私は複数の会社を経営する立場にあります。これを聞くと、まだ成果を出せていない人たちは決まってこう言います。「岡田さんは、ビジネスを始めた当初から『何十億も稼いでやる!』という途方もなく巨大な夢を持っていたんでしょうね」と。
間違っています。 私がすべての言い訳を断ち切り、本気で自分のビジネスを立ち上げようと決意したあのどん底の時期。私が設定した最初の目標は、「億万長者になる」などというフワフワした使えない言葉ではありませんでした。
「1年以内に月100万円を稼ぐ。そこから逆算して、まずは今月『月10万円』を確実に稼ぐ」「そのために、今日は何がなんでも商品を売るためのページを『1つ』作る」
これが、私が最初に自分へ課した目標です。感情や夢物語といった不要なものを一切排除した、血の通った
【ごまかしのきかない数字の行動目標】だけがそこにありました。
前章でもお伝えした通り、人間の脳は、「頑張る」とか「自由になりたい」といった曖昧な言葉を処理できません。車のカーナビの目的地に「どこか遠くのいい所」と入力しても、ルートが計算されずに車が1ミリも動かないのと同じです。
巨大な目標を達成し、現実を変えるためには、感情を一切排除した「明確な設計図(数値化された行動)」を脳に入力し、常に目の届くところに貼り出しておかなければならないのです。
- 1年以内に月100万円
- まず今月は月10万円
- 今日はページを1つ作る
著者が出発点で設定した目標
2 目標設定の7つの法則
結果を出す人間(仕掛ける側)と出せない人間の最大の違いは、「目標をどこまで極限に『数字(見える化)』しているか」に尽きます。以下の7つのステップに従い、あなたの頭の中にある「夢」を、今日こなさなければならない「具体的な作業行動目標」へと意識的に変換していきます。
① 恐怖と欲望の書き出し 痛みをガソリンに変える
まず、今の生活に対する「強烈な不満や怒り」と、手に入れたい「理想の光景」を、紙やノートにすべて書き出してください。頭の中で考えているだけではすぐに消えてしまいます。文字にして視覚化することで、「今の痛みから逃れる」ことと「理想の報酬を手に入れる」という両極端の感情が、あなたを意識的に突き動かす強力なエンジンになります。
② やるべき手段を1つに絞り込む
ブログ、SNS、広告など、どの手段で目標を達成するのかを「1つ」に明確に絞り込みます。あれもこれもと同時に手を出そうとする人間は、ただのノウハウコレクターです。やることを1つに絞ることで、脳の集中力を一点に集めるのです。
③ 稼ぎたい金額の完全数値化
「稼げるようになりたい」を、「月収50万円」「年商1000万円」といった具体的な数字に変えてください。1円単位まで明確にする意識を持つことです。同じ環境やノウハウで学ぶ仲間の成果も、自分が目指す水準を考える参考になります。
④ 精神論の排除 行動の数値化
「一生懸命やります」「できる限りやります」という精神論は、ビジネスにおいて何の価値も持ちません。「1日2時間作業する」「1日3記事必ず書き上げる」など、行動をすべて具体的な「数字」に落とし込みます。特にもともとのセンスや経験が少ない人は、その差を「圧倒的な作業量」でカバーするしかありません。数字だけが、あなたを裏切らない確かな事実です。
⑤ 現実的な限界ラインとのすり合わせ
選んだ手法、目標金額、作業量が、現実のあなたの生活スタイルと合致しているかを見直します。初心者が「1日1時間の作業で、来月100万円稼ぐ」というのは目標ではなく、ただの「イメージ」です。すでに成功している人のデータから逆算し、あなたがギリギリ達成できる「現実的な限界ライン」へと数値を調整します。
⑥ 現状維持の気持ちを乗り越える
設定した目標が、本当に望んでいるものかを確かめてください。「厳しいかもしれない」と手が止まるときは、変化そのものへの恐れがないかを考えます。現状にとどまろうとする気持ちを理解したうえで、取り組むと決めることが大切です。
⑦ 確かな期限 デッドラインの設定
目標には期限を設けます。「1年後に月収100万円」だけでは、今日何をすべきかが遠くなりがちです。「1ヶ月後に月10万円」「今週中に3万円」のように短い期間へ区切り、目の前の行動目標に落とし込んでください。
- 不満と理想を書き出す
- 手段を一つに絞る
- 目標金額を決める
- 行動を数値化する
- 生活と実現可能性を確かめる
- 変化への抵抗に向き合う
- 期限を細かく区切る
3 まとめ 頭の中の夢が 今日やるべき作業に変わった
精神論や曖昧な願望といった不要なノイズを捨て去り、すべてを「ごまかしのきかない数字」と「具体的な行動」に落とし込むこと。 これで、あなたの頭の中にあったフワフワした夢想は、確実に実行可能な「冷静な実行計画」へと変わりました。
この7つの法則で弾き出した数字を常に目の届くところ(スマホの待ち受けやパソコンの横)に貼り出し、毎日、あなたの脳の奥底へと物理的に意識してください。
次章へ 心のブレーキに向き合う
最終的な目標も決まり、毎日の作業量(行動目標)も明確な数字として出ました。 「よし、これで迷わず進める!」と、あなたは今、安心しているかもしれません。
しかし、いざこの完璧な計画を実行に移そうとした瞬間。 あなたの脳は、過去の失敗の記憶や、長年染み付いた「どうせ自分には無理だという思考のクセ」という見えない壁に激突し、無意識のうちに行動へ急ブレーキをかけてきます。
次章では、「やり方は分かっているのに動けない」という心の壁を取り上げます。計画を実行に移すための、思考と行動の整え方を学んでいきます。
次章では、計画を行動につなげるための自己コントロールについて考えます。心の壁に向き合い、ここでつくった計画を実践へ移していきましょう。