引き寄せの法則は本当?

最近、また注目が集まっている「引き寄せの法則」ですが、実際に体験している人が多いといいます。いったい「引き寄せの法則」とは何なのか、あいまいな形で理解すると意味がありませんのでここで改めて説明したいと思います。

記事の目次

引き寄せの法則は本当か?

「引き寄せの法則」の疑問

「引き寄せの法則」とは、自分の願いや理想は引き寄せることができるというものです。しかし誰だって願いや理想はもっているのです。そのため、「引き寄せの法則」がほんとうなら世界中の人が願うとおりに生きられるはず、そう思いませんか。だけど実際には思った通りの人生を生きている人なんてひと握りしかいません。

「引き寄せの法則」はウソなのか

「引き寄せの法則」はウソです。日本の現実を見たって満足して生きている人は多くいるとはいえないでしょう。願ったことを引き寄せることができていない人がほとんどです。だから「引き寄せの法則」というのはあり得ないと思います。ですが「引き寄せられる法則」というのは存在しているといえるでしょう。じつは引き寄せているのではなく、引き寄せられて行っているのです。

「引き寄せの法則」という言葉自体が誤解を生んでいるため、多くの人が「引き寄せの法則」を信じられないでいるのです。まずは「引き寄せの法則」という言葉に「引き寄せられる」という意味を含みながら理解を進めていくことが大事です。

「引き寄せの法則」は相殺されている

「引き寄せの法則」を自分のものにする前に自分の中にある「願いを引き寄せない要素」を取り除かなくてはなりません。人間の中にはそもそも自然に「引き寄せる力」と「引き寄せない要素」が混在しています。

これが誰しもが思った通りに生きられない最大の理由なのです。もともと持っている「引き寄せる力」は「引き寄せない要素」によってその力のほとんどを発揮できていないのです。

「引き寄せの法則」を邪魔しているのは何か

では「引き寄せの法則」を実践するために最初にしないといけないことを挙げておきましょう。それは「感謝」です。ものすごく簡単な言葉ですね。ですが多くの人は真に感謝しないで生きているのです。

  • もっとお金があったらいいのに
  • 仕事がしんどい
  • あいつがうらやましい

これらの負のイメージは「感謝」を忘れたときに脳内をかけめぐります。日常生活の中で不満や不平を抱くことは当然のことです。ですが、いかに「感謝」に置き換えるかで自分が変わることができるのです。

  • 絶対今より稼いでやろう
  • これくらいの仕事でしんどいなんてまだまだだな
  • あいつはがんばってるから成果がでてるんだ

なんだか小学生へ伝えているような幼稚な説明に思えますか?この簡単なような「感謝」をできていないのが大人なのです。そして「感謝」を忘れた心には「引き寄せない要素」がいっぱいとなっているのです。

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引き寄せの法則の体験談【仕事やお金】

「引き寄せの法則」では多くの体験談が紹介されています。その中のいくつかをご紹介したいと思います。

宝くじ高額当選

「引き寄せの法則」では宝くじを当てることもできるといわれると、なんだか、まゆつばな話のように感じてしまいます。ですが実際に宝くじやロト6で高額当選を果たした人の話をきいていると「引き寄せの法則」の効果を感じることができるのです。例えばある彼女は、毎日3億円に当たったことを想定して暮らしていたといいます。税金のことを調べたり、欲しいものをリストアップしたり・・・。

そのうち、ほんとうに当たったような錯覚が生まれてきたそうです。そして宝くじに当たった自分がリアルにイメージでき、ついには実際に当選したというから驚きです。他にも札束の写真を毎日見続けていた、欲しい外車の写真を部屋に貼っておいたなど、高額当選者の共通の行動が見られます。まさに「引き寄せの法則」ですね。

お金を引き寄せる

「引き寄せの法則」では多くの人がお金を引き寄せることに成功しています。ある男性は自営業の失敗から多額の借金をしていました。そして毎日、どうやって返そうか、この先暮らしはどうなるのだろうと頭を抱えていたのです。ある日「引き寄せの法則」を知り、初めは流行りもののスピリチュアル系だと馬鹿にしていました。

しかし「引き寄せの法則」を知れば知るほど、自分が借金やうまくいかない状況を引き寄せているような気がしてきたのです。そして今の状況に頭を抱えるのではなく「きっと、うまくいく」「お金が入ってくる」と自分にいい聞かせ続けることにしました。すると、それまで自分を責めてばかりで投げやりだった自分に改めて気が付いたのです。彼は自分で自分をほめてやりました。「よく頑張ったよ、だから借金もすぐに返せるよ。」すると仕事がどんどんと入ってくるようになったのです。

思い通りの仕事に就けた

職場環境が最悪だった男性が実践した方法は、徹底したイメージ構築でした。給料、オフィス、上司、同僚、取引先すべてにおいて自分の理想を具体的に描きました。そしてイメージがクリアになったところで転職エージェントへ申し込んだのです。しっかりとしたイメージが伝わったこともあって、理想通りの会社に推薦してもらうことができました。ポジティブな思考が身についていたため、面接でも堂々と自分の考えを伝えることができ無事再就職が決まったのです。

「引き寄せの法則」とは、自分を信じるということなのです。完璧に100%自分を信じられなくても大丈夫でしょう。方向性が決まることが重要なのです。

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引き寄せの法則の前兆【お金持ちになる?お金が無くなる?】

「引き寄せの法則」には前兆があるといわれています。前兆というのは「前ぶれ」という意味で何かが起こる前の印のことです。よく誤解されているのが、「引き寄せの法則」でお金を手に入れる前に急にお金がなくなるということですがそれは違います。

人間は試されている

そこそこに満足で特にお金にも困っていない、そういう人はそこそこに幸せに人生を送っていくことができます。だから「引き寄せの法則」をそれほど重たく受け止めることはありません。しかしお金を失ってどん底な思いをしている人にとってはどうでしょう。何とかしてはいあがりたい、運やお金を引き寄せたいと思うのです。

その思いが強いからこそ「引き寄せの法則」が成功することになります。人生のどん底ではいあがれるのか、それとも没落していくのか試されているようです。これを結果的に見ると「引き寄せの法則」でお金を引き寄せた人が、お金持ちになる前に貧乏であったということなのです。

前兆は気にしない

お金持ちになる前に前兆としてお金が無くなるのでは?という心配は一切しなくても大丈夫です。というかしてはいけません。お金が無くなるかも、という発想がとてもネガティブなもので「引き寄せの法則」を邪魔してしまいます。

お金を引き寄せたいのであれば、お金を得た自分、楽しく暮らしている自分だけを想像するようにしましょう。とはいえ、急にお金が無くなった状態を「引き寄せの法則」の前兆だと喜ぶのはいいかもしれませんね。

例外として

酔っぱらって駅で寝てしまい、何万円も入った財布を盗まれた人の話です。うたた寝から目覚めて彼はすぐに財布をすられたことに気づきました。悪いのは酔っぱらった自分だけどあまりに悔しくて駅員に怒鳴り散らしたといいます。次の朝、起きても当然財布はありません。最悪の気分です。

しかし、確実に戻ってこないであろう財布に気持ちをとらわれるのはやめようとふと気づいたそうです。そして明るいイメージをもってパチスロに行ったら、大勝したそうです。すられたお金の2倍のお金を儲けたのですから「引き寄せの法則」を見事に利用できています。

このケースではパチスロでお金を儲ける前にお金をすられてしまっていますね。だけど、くさくさした気持ちのまま、パチスロに行っていたのであれば、きっとさらに負けて散財してしまっていたことでしょう。

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引き寄せの法則の前兆【好転反応とは?】

好転反応とは

好転反応とは物事がうまくいく過程でうまくいかないこともでてくるということです。もともとマッサージや指圧で使われる言葉で、筋肉がほぐれることで老廃物が血中に流れ出して発熱したり倦怠感を感じたりすることをいいます。

患者はマッサージや指圧でかえって患部が悪くなったのではないかと疑いますが、「大丈夫、好転反応です。」と指圧師は答えるわけです。薬にしても副作用などを好転反応として位置づけることがあります。

好転反応は必要な事

「引き寄せの法則」による好転反応は様々です。いわば人生が変わるほどの引き寄せが起こるわけですから、運気も波動も乱れが生じることになります。例えば友人や恋人が離れて行ったりすることもあるでしょう。大事なものを失ったり、裏切りにあったりということもないとは言えません。

ですがそれが悪いことだとも言い切れないのです。一見、悲しいことが起こったと感じでも、それはあなたが引き寄せたいものを引き寄せるために必要な事なのかもしれません。悲しむよりもこれまでの関係に感謝することの方が大事でしょう。

好転反応を受け入れる

変化しようとする人生に対して、情緒不安や体調不良といった様々な好転反応が襲いかかるかもしれません。しかし大事なことは、引き寄せたいものを忘れないことです。しっかりとイメージをつかんで離さないようにしなければ、また元の状態に戻ってしまいます。変化には痛みが伴うこともあるのです。つらいと感じたら「引き寄せの法則」を思い出して希望をもちましょう。

正しい方を選ぶ

好転反応が「引き寄せの法則」の前兆だとわかっている場合はいいのですが、ふつうはわからないものです。ただつらいと感じることかも知れませんし、うまくいかないとぼやきたくなることかもしれません。ですから、投げやりになったり、気持ちがよどんだりすることもあるでしょう。

ですが好転反応はあなたがほんとうに引き寄せる価値のある人間かどうかを試しているのかもしれません。

「引き寄せの法則」の基本に立ち返って、正しい行動、正しい考え方だと思える方を選ぶようにしてください。例えば疑心暗鬼になる、ネガティブ思考になる、他人のせいにする、そういったことは避けなければなりません。

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引き寄せの法則【ノートの書き方】

「引き寄せの法則」なぜノートを書いた方がいいのか

「引き寄せの法則」ではノートをつけるのが、とても効果的だといわれています。それは引き寄せたいものを具体的にすること、そして書かれた文字を見て確認することにあります。思っていることというのは、けっこう漠然としているのです。

そのため文字という形にすることで、より本物に近くなり、そしてそれを読むことで自分の潜在意識に送り込みます。潜在意識に願いが入ることで、自然と行動が変わってくるのです。

「引き寄せの法則」には2つの意味があります。ひとつは自然界の不思議な波動、人間の運命、心の浄化といったもの。そしてもうひとつは意思と行動なのです。ですから自分の運気をあげると同時に自分に催眠術をかけているといってもいいでしょう。そして自分に催眠術をかけるのにもっとも影響するのがノートなのです。

「引き寄せの法則」ノートの書き方

「引き寄せの法則」ノートの書き方に決まりはありません。また、どんなノートでもかまわないでしょう。パソコンにテキストとして打ち込んでもいいのです。要するに具体的な文字になっている、目で確認できるのならOKです。

箇条書きにする人もいれば、具体的に目的を引き寄せる方法を書き込む人もいます。ただ、気をつけたいのがノートに書くのは願いや希望であるということ。自分を戒めるようなことは書かない方がいいでしょう。例えば「必ず毎日5時間取り組むようにする」とか期限を決めてしまうとかというのは逆効果です。どちらかといえば、見ていて気分がワクワクするようなノートにしてください。

「引き寄せの法則」理想的なノート

「引き寄せの法則」のノートを書いて成功させている人といえば、道端ジェシカさんですよね。ジェシカさんはモデルとしても成功を果たし、年収50億のF1レーザー、ジェンソン・バトンとセレブ婚をしたことで有名です。すでに離婚していますが、ジェシカさんは昨年出産し充実した私生活も手に入れています。

そのジェシカさんは「引き寄せの法則」をやはりノートで実現させてきました。そのノートは左側のページに願いをそして右のページには、叶った願いへの感謝が書かれているといいます。まさに理想的なノートだといえるでしょう。

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