【認知的不協和を知って自分を理解しよう】カイジマ日記

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認知的不協和とは?

こんにちは、カイジマです。

今回は認知的不協和についてのお話です。

認知的不協和って聞いたことはありますか?

 

心理学における用語なのですが、これを理解することで自分の心理を把握することができ、

あらゆる場面で自分を有利に動かすことができるというものです。

 

 

意味は、人が自身の中で矛盾する認知を同時に抱えた状態。

またその状態で覚える不快感を表す状態のことです。

 

 

「人はこれを解消するために、自身の態度や行動を変更する。」

と言われています。

 

 

イソップ童話のすっぱいブドウが例としてよく挙げられます。

 

【キツネがたわわに実った美味しそうな葡萄を見つけます。
葡萄はみな高い所にあり、食べようとして飛び跳ねるが届かない。
何度跳んでも届かない。

キツネは悔しさと怒りで
「どうせこんな葡萄はすっぱくてマズイだろう!誰が食べてやるものか!」
と捨て台詞を残して去って行った】

 

 

つまり、負け惜しみや物事を成し遂げられないことを正当化し、
心の平穏を図ろうとします。

 

実生活ではどうなのか?

 

実生活でもこういう心理状況はよくあります。

 

・最近喋っていない家族と仲を改善したいと思い、

何か話しかけようとするも何を話せばいいかわからず

「あいつもきっと疲れてるだろうしそっとしといてやろう」

 

などど考えて結局話せない。

 

・憧れの高級車が欲しくてネットで中古を探し回るも、やはり高くて手が出せないので

「高級車は維持費が高いし、今の自分にはこの車で十分だ。ドライブに行く時間もないし。」

 

と自分に言い聞かせる。

 

 

生活における例は数え切れないほどありますが、
認知的不協和という単語を知らなければ、
今の自分の精神状況を正確に把握することはできません。

 

ネットビジネスではどうなるのか?

 

では、ネットビジネスではどうなるでしょうか。

 

そもそも、本業での収入に不満があったり

今の職場が嫌で生活スタイルを変えたいと思って

ネットビジネスを始めている時点で認知的不協和が起こっています。

 

 

認知的不協和は悪いことではなくて、良いこともあり、

今の生活に不満があることを解消しようとして別の収入を確保する手段として

ネットビジネスを始めることは素晴らしい行動だと思います。

 

 

問題はその後で、

普段の仕事や生活にプラスしてネットビジネスというものが入り込んできたばかりの人には

悪い認知的不協和が発動することがあります。

 

 

・『あと1記事書かないといけないけど眠い。

明日は朝早くから仕事だしもう休んだ方がいいかな。

このネタで記事を書いてもアクセス集まるかわからないし』

 

・『明日はセミナーに参加するから作業できないし、

今日の内に3動画作成しておかないと。

でも今日ももう疲れてるし時間がない。

明日のセミナーで有益な情報が手に入るだろうし今日はやらなくてもいいか。

今はYouTubeに不穏な動きもあるし、投稿せずに様子を見よう』

 

これらもすべて認知的不協和から起こる行動です。

 

作業ができない人は、このような思考回路の末

自分が作業できないことを正当化してしまうことがよくあると思います。

 

 

しかし、この【認知的不協和】という単語を知ってしまうと
自分の心理状況や行動をちゃんと把握することができます。

 

 

「今自分は、何か言い訳をしようとしていないか」

 

 

一度冷静になって自分を見つめ直すことができるようになります。

 

 

自分の思考回路が分析できるようになってしまうので、

人はそれを回避しようとして、ここでも【認知的不協和が発動】します。

 

 

「今俺言い訳しようとしてたな。そんなんじゃダメだ。今すぐ作業に戻ろう」

という風にです。

 

 

これは良い認知的不協和です。

自分を裏切ることになりそうな認知を解消する為に、

作業をするという行動を取ることで不快感を回避しようとします。

 

 

 

 

今日この記事を読んで頂いた方は、もう知ってしまったので

自然と行動が変わってくるはずです!!

 

 

ぜひ、普段の自分の生活に当てはめて考えてみて、

改善できるところがあれば変えていってくださいね!

 

 

ではまた来週よろしくお願いいたします。

カイジマ
稼げない、作業ができないという不快感はちゃんと実践することでしか解消できません。
京セラ創業者の稲盛和夫さんも
「仕事のストレスは仕事でしか解消できない」
とおっしゃっています。
ストレスから抜け出す為には怠惰ではなく
自分により負荷をかけることが必要な場合もあるんですね!