仕事の形が大きく変わる中、インターネットを利用せずにいるのはもはやあり得ない状況となりました。さらにネットで積極的に稼いでいくにはどんな方法があるのでしょうか。
記事の目次
ネットビジネスとは?あやしい?勧誘?それはネットワークビジネス
ネットビジネスと聞くと一瞬あやしい仕事と勘違いする人がまだまだいます。それはなぜかというと、いわゆる「ねずみ講」のイメージがあるからですね。「ねずみ講」とは商品を知り合いに販売することでインセンティブを得る、そして組織がつながっていくというビジネスです。
「ネットワークビジネス」「マルチレベルマーケティング」といわれ連鎖販売取引法という法律によって規制がかけられています。そのため「ネットビジネス」(インターネットビジネス)とは全く違ったものなのです。
「ネットビジネス」とはインターネットを利用してお金を稼ぐことを指しているため「ネットワークビジネス」のように知り合いを勧誘しなくてはならないことはありません。
「ネットワークビジネス」にかかわらないように
最近では「ネットワークビジネス」のほうから「ネットビジネス」だからと油断させてくるような手口もあるそうです。「ネットビジネス」だと思っていたら、知らない間に「ネットワークビジネス」に関わってしまわないようにしなくてはなりません。
そのためここでは「ネットワークビジネス」の特徴をあげておきましょう。
●特定の商品を購入しなくてはビジネスが始められない
●セミナーへの参加が半強制的である
●交際費がやたらかかってしまう
この3つが「ネットワークビジネス」の大きな特徴です。そしてとても「稼げる」といったイメージで近づいてきますので、つい知り合いを信用してうっかり登録してしまうといつのまにか自分も勧誘をする立場になってしまうのです。
「ネットワークビジネス」は違法ではありませんが、先に挙げた3つの特徴はとても負担が大きいです。特に活動費となる交際費はそこで得た収入を上回ることも多いのです。
これから「ネットビジネス」をはじめるなら、この「ネットワークビジネス」との違いを正しく理解しておいてくださいね。
●「ネットビジネス」
インターネットを利用して稼ぐビジネス
●「ネットワークビジネス」
インターネットと友人知人を利用して稼ぐビジネス
いかがですか。大きな違いがありますね。「ネットワークビジネス」が悪いとはいいません。ですが自分の仕事だけでなく、自分が勧誘した人の仕事まで管理しなくてはならない「ネットワークビジネス」はあまりにも難しく、そして稼いでいる人はほんの数人となっています。
だからわたしは「ネットワークビジネス」ではなくて「ネットビジネス」を選びたいと思います。
引用:https://pixabay.com
ネットビジネスで稼ぐ方法や手段
ネットビジネスで稼ぐ方法はたくさんあります。ポイントをためたりアンケートに答えたりといったものから、Webデザイン、プログラムコーディング、イラストレーターでのパンフレットづくりなどさまざまです。
ネットショップの運営をして自分の作品を売ることもできるし、旅行で撮った写真を売ることも可能です。むしろネットビジネスにないものはないと考えていいでしょう。
やりたいことをする
まずはやりたいことがなんなのか、それを整理する必要があります。お金を稼ぐためとはいえやりたくないことでは長続きしませんし、楽しくもありません。趣味でも好きな物でも何でもいいのでやりたいことを見つけましょう。
アフィリエイト
やりたいことが見つかったなら、それをブログにしてみてはいかがでしょうか。自分のやりたいことや好きなものを徹底的に調べブログにしてそこに広告を貼れば、アフィリエイトが始められます。
Googleアドセンスのように、自動で閲覧者の興味のありそうな広告を出してくれるものや、掲載する商品を自分で選んできて誘導する広告などがあり、そのブログに閲覧者がふえるごとに広告収入が上がってきますので、とりあえずでも広告を貼っておくことで可能性があるのです。アフィリエイト収入で稼いでいる人はいくつものテーマの違うブログを持っていることが多いです。
YouTube
こちらも広告収入ですね。ブログと違って映像は世界中で閲覧されるため面白い動画や特殊な動画が撮影できれば大きな収入が見込まれます。一攫千金も夢ではないというネットビジネスですね。
確実に仕事が取りたい
確実に実務レベルで仕事がほしいのなら「クラウドソーシング」への登録をおすすめします。クラウドソーシングとはインターネット上で多くの企業が多くの人へ向けて業務を発注するサービスです。
仕事の内容はさまざまで、特別なスキルがなくても取りかかれるものが数多くそろっています。大手が運営しているため支払いの未払いなどのトラブルもほとんどなく、安心して仕事を受注することができます。
ネットビジネスで稼ぐ方法や手段は星の数ほどあります。ネットで調べるだけでもあらゆる業種のネットビジネスが解説されているでしょう。ネットだからといって特別なことはむしろありません。コツコツと積み重ねていくことが一番のポイントとなるでしょう
あとはアイディアと実行力がすべてです。まずは始めてみて、何となくわかり始めてから方向性を決めるのもいいでしょう。
引用:https://pixabay.com
ネットビジネスの始め方 スマホは必要か
ネットビジネスを始めるならパソコンが必要となりますが、今ではスマホがあれば特にパソコンがなくてもネットビジネスができるようになりました。スマホだけでアンケートやライティングの仕事をしてけっこう稼いでいる人もいるくらいです。
ではパソコンはあるけどスマホがない、といった場合はどうでしょう。私はパソコンだけで十分だと考えていましたが、出先でクライアントからの連絡があった時など、スマホがあればアプリでクラウドソーシング内のやり取り用の掲示板にお返事ができるのでかなり便利だと思うようになりました。ネットビジネスではスピードも大事なファクターですのでスマホをうまく使うことも必要ですね。
ではスマホだけでできる仕事を見てみましょう。
新会社のネーミング
10,800円
来春開業の社名を大募集です
メインとなるのは中古のハウスを買取しリノベーションして再販をするスタイルです。工事現場などの仮設のイメージとは違うお洒落な商品を多く取り揃える展示場になります。
ネーミングは言葉にして3~7文字程度の言いやすい、覚えやすい、インパクトのあるような造語がいいです。
もちろん意味のある単語などでの構成が良いですが日本語、英語、何でもOKです。
ドメインの取得が可能で、現存する同名の会社は無い事が理想です。
こちらは新会社のネーミング募集ということもあり、やや高単価となっています。ただしコンペ形式ですので多くの人が提案を同時にして採用となった人のみ報酬を受け取れる仕組みとなっています。
キャッチコピーとサービス名の公募
54,000円
従来の広告代理店やWEB制作会社とは違い、【広告運用だけ】や【WEB制作だけ】を提供するのではなくすべての点と点が繋がるワンストップマーケティングを提供させて頂きます。
■依頼内容
【キャッチコピー】+【サービス名】を考えてください。■6つのリクエスト
1.短く簡潔でサービス内容がズバリ分かること
2.耳障りやリズムが良く覚えやすいこと
3.サービスの魅力が伝わること
4.親しみやすいこと
5.王道感があるコピーであること
6.応募時にキャッチコピーとサービス名の由来等を添えて下さい。
こちらのキャッチコピーサービスもコンペ形式です。コンペ形式は採用されなくては収入が発生しないというデメリットがありますが、反面参加しやすく、いくつものアイディアを提案することができます。ちなみにわたしの知人は初めてのネットビジネスで1回目の仕事でネーミングが採用され5万円の報酬をゲットしたことがあります。
スマホでできるお仕事は他にもたくさんありますので、スマホをお持ちなら是非参加するといいでしょう。
引用:https://pixabay.com
ネットビジネス初心者におすすめの方法
ネットビジネスはネット初心者だからといって難しいものではありません。ほとんどのネットビジネスに関するサービスが初心者にもわかりやすく作られているからです。それでも何から手をつけていいかわからない方のために、いくつかご紹介したいと思います。
ポイントサイト・アンケート
気軽に始めていつでもやめることができるので初心者には手始めにやってほしいネットビジネスです。小さなポイントや報酬でも貯まっていくのは楽しいものです。Gメールなどのフリーアドレスを用意してからはじめましょう。
ネットオークション
要らなくなったものや本をネットオークションで売ります。よく観察していると売れている商品がなんなのか、いくらくらいなら落札されるのかがわかってきますから、そうなれば自分で仕入れてきて転売する「せどり」に移行してみましょう。
リサイクルショップなどでは思わぬお宝が眠っていますので、楽しみながら取り組めるでしょう。
写真販売
写真素材をフリー素材として配布、一部有料で販売するサイトに登録して、自分の撮った写真を販売します。
どんな写真が必要とされるかはプロのカメラマンでもわからないのです。そのため、こだわって撮った写真が売れずに、何気なく撮った眼鏡などの小物の写真が売れたりするのです。写真販売サイトは登録無料ですので多くのサイトに登録するといいでしょう。
商品モニター・懸賞
数多くのメーカーの新商品をモニタリングして感想を書き込むだけでポイントや報酬がもらえます。新しい商品が無料で試せるうえ、ブログのネタにもなりますので他のネットビジネスと掛け持ちでするのもいいですね。
Webライティング
ひとつの会社が一つ二つのサイトをもつ時代はとっくに終わり、今ではいくつものコンテンツを張りめぐらせて情報を供給し人の流れを作っています。
そのためライティングの仕事はとても種類が増えているのです。しかもテーマやタイトル導入などあらかじめ決めてあるものが多いので初心者だからといってまったく難しいものではなくなりました。やってみようと思えば、誰もがライターになれますので初心者にもおすすめしたいと思います。
初心者におすすめしないネットビジネス
逆に初心者におすすめしないのがチャットレディや個別メールのやりとりです。初心者が最も気をつけなくてはならないのが個人情報の流出です。
安心できる大手に登録するタイプのネットビジネスでは、やり取りするのが会社ですが不特定多数の個人とやり取りするようなものは、意外なワナがあると思ってください。ニックネームや誕生日などをうっかりとしゃべっているうちに大事な情報を抜き取られてしまう可能性があります。
引用:https://pixabay.com
ネットビジネスで稼ぐ人はどんな人
ネットビジネスで稼ぐ人がどんな人なのかを知ることは、ネットビジネスで稼げるようになるということではありません。稼げる人がどんな人だったにしてもあなたがその人になれるわけではないのですから。
ですがネットビジネスで稼いている人がどんな人かを知ることは何よりも大きなヒントになるでしょう。そしてあなたのネットビジネスへの考え方に最初の第1歩となる変化をもたらすかもしれません。
ネットビジネスで稼ぐ人は投資する
ネットビジネスにもいろいろありますが、たとえばブログを書いてアフィリエイトで収入を得ようとします。その時に2つのパターンに分かれるのです。
- ひとつはアクセスのよさそうな無料ブログに登録する人
- もうひとつはお金を出してドメインを取得し自分のサーバーを借りる人
この時点でもう勝負はついたといっていいでしょう。ドメインを取得しサーバーを借りるための年間経費は1万円ほどです。その1万円を投資する人が稼げる人なのです。
ネットビジネスで稼ぐ人は人のせいにしない
これはネットビジネスに限ったことではないでしょうね。何かトラブルがあるたびに人のせいにする思考を持つ人は本業でもアルバイトでもうまくいきません。それは人間として成長しないからです。
ネットビジネスは一朝一夕で簡単に稼げる仕事ではありません。それを自覚した上で自分のやり方の悪かったことや間違い、そして改善をしていく人が稼げる人です。安易に参考にしたサイトが悪かったのだとか、読んだ教材が的外れだったなどの責任転嫁をしない人は最後には正解を見つけることができるのです。
ネットビジネスで稼ぐ人はあきらめない
ネットビジネスで稼げない人のほとんどは、いい頃合で諦めてしまうのが失敗の原因でしょう。そして稼げる人はグーグルから微笑みをもらった諦めない人なのです。グーグルがほほ笑むとは変な例えですがネットビジネスの根本にあるのが「検索上位」でしょう。
いくらいい商品であっても、質のいい内容のサイトであってもグーグルが上に持ってきてくれなければ、宇宙のチリとなってしまうのです。
そこで稼ぐ人はグーグルの性格を(彼女の性格より)よく知っています。
グーグルは実は「あとから来た人」が好きなのです。初めに作ったサイトがグーグルに不評でも稼ぐ人は後から後から何回も出直すことでグーグルから微笑まれているのです。あきらめないことがいかに大事かお分かりいただけるかと思います。
以上がおおまかではありましたが、ネットビジネスで稼ぐ人でした。
https://pixabay.com
ネットビジネスの副業は本業にバレるのか
ネットビジネスによる副業が本業の会社にバレることを心配する人には3つの選択肢があります。
- 年間の副業収入を20万円以下にとどめ、確定申告をしないこと
- 会社に相談してネットビジネスによる副業の許可をとる
- 会社を辞めて、副業がOKの会社に転職する
身もふたもないようですが本業にバレるのを恐れながらする副業にはあまり価値があるとはいえません。ものすごい可能性のあるネットでの副業をこじんまりさせるのはナンセンスなのですから・・・。
意外に許される副業
ネットでの副業の場合、アフィリエイトなど不労所得になるものが多いですね。その場合は本業がおろそかになるなどの、会社に迷惑をかけるケースがあまり考えられませんので、会社から許可されることもじゅうぶん考えられます。
株や親から相続したアパートで不動産収入を得ている会社員はたくさんいることからもわかるでしょう。
会社が許してくれない場合は
会社が副業を認めてくれない場合は副業を認めてくれる会社に転職するか、内緒で副業をするしかありません。転職できたなら問題は解決しますが、今のままの会社で内緒で続けることは可能でしょうか。
ネットビジネスでは確定申告しない限り会社からバレることはありませんでした。そして確定申告の義務がある20万円以上の収益をあげている人でもこれまでは税務署にバレずにやってこれたでしょう。
しかしマイナンバー制度がネットビジネスでも浸透するようになると、税務署から指摘を受けるようになり確定申告せざるを得なくなります。そうなれば確実に本業の会社に副業がバレることになるのです。
ネットビジネスで稼いでいる人はどうしてる?
ネットビジネスで稼いでいる人には早くから「個人事業主」として屋号を立てているケースが多いです。確定申告することを前提に事業としてネットビジネスに取り組んでいます。そして経費をもれなく計上し節税に積極的な経営をするようです。
本業の会社にバレないかと気を遣いながらネットビジネスをするよりも潔いですね。
無申告がバレる時代になる
最後にネットビジネスの副業は本業にバレるのかについて、バレないケースもあるのは2018年まででしょう。2019年にはネットビジネスの振込先すべてのマイナンバー通知が義務付けられるようになると予測できますので、今のうちに本業の会社と折り合いをつけるか転職活動を始める準備に取りかかってください。
そして副業がバレないために確定申告の義務を怠るのはもっともペナルティの大きな追徴金や延滞料を税務署から課せられることになりますので、じゅうぶんに気をつけるようにしてください。
引用:https://pixabay.com